少しずつ寒さが増し、人肌恋しい季節が近づいてきました。ここからイルミネーションが輝く季節になるにつれて、遠距離恋愛中の方は、「彼はいま何をしているかな」「ふたりの関係はずっとうまくいくのかな」と不安や寂しさを感じる瞬間が出てくるかもしれませんね。
そこで今回は、株式会社オーネットが実施した「遠距離恋愛に関するアンケート」の調査から、「遠距離恋愛のリアル」をご紹介します。
20〜30代前半の3人に1人が遠距離恋愛
恋人がいる20~34歳の独身男女598名に、現在のお付き合いが遠距離恋愛であるかどうかについて聞いたところ、4人に1人にあたる27.6%は「遠距離恋愛中である」と回答。
残り5.9%は「これから遠距離恋愛になる予定である」と答えたそうです。全体の33.5%の恋人が遠距離恋愛をしている、あるいはこれからするという結果に。意外と多いと思いませんか?
特に、男性の20~24歳においては、3人に1人にあたる35.0%が遠距離恋愛をしているのは、就職後すぐに地方配属となったりして、学生時代からの恋人と離れて暮らすことになったことが想定されます。一方で、女性30~34歳は遠距離恋愛中の割合がもっとも低い20.2%という結果となりました。
遠距離恋愛は、まだまだ恋愛を楽しめる20代の方がやりやすいのかもしれませんね。
遠距離恋愛で心配なことは?
また「現在遠距離恋愛中」または「その予定である」と回答した男女200人に、どのような不安を持っているかについて質問したところ、全体でもっとも高い割合となったのは「コミニュケーション頻度の低下」で45.0%、次いで「交通費」が42.0%、「会う頻度低下による疎遠」が40.0%と続いています。
遠距離恋愛に対して不安なことは、直接会う頻度が減少し、ふたりの関係が疎遠になってしまうことであり、それを解消するために必要な交通費の負担も現実的な問題としてふたりの間にのしかかってしまうのでしょう…。
「交通費」や「将来(結婚など)に対する不安」について、男性より女性方が不安に思うことが多いのは、男性より女性の方がより現実的な問題として遠距離恋愛をとらえているといえるのかもしれません。