ハリオーム。こんにちは。お元気ですか?
「あるがまま」という言葉があります。
なにかをしなければいけない、やらねばならぬと教育されて、みんな一生懸命やりすぎてしまいます。
やればやるほどこんがらがり、気を使いすぎて、試行錯誤で混乱していきます。
あるがまま…
一番究極に、変化しない存在があります。それは永遠の存在。
変化しない、そこにある存在です。
あるがままで、欲を出さず、無心になって、そこにいる…
見ている…
そうすると、治まるところに、治まっていくのです。
ちょうどいいところに治まります。
無欲で、心と体のバランスをとる
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。
一生懸命やるべきことをやって、あとは無欲で、その結果を待つのです。
それは、「いまにいる」ということ。それは、瞑想と同じです。
正しいやり方で、自分の心と体のバランスをとります。心はいつも、ほしい、ほしい、ほしい…
夢を叶えるのに、ほしい、ほしい…
同時に分かち合うといいのです。みんなが幸せになりますようにと、分かち合い、親切にしていく。愛していく。
いままでは、愛して欲しい、親切にして欲しいと思ってきたでしょう。
でも、要求してばかりではバランスがとれません。無欲でいるのです。
あるがまま…
相手の幸せを祈ります。
執着を取り払った先にあるものは…
無欲で、親切にして、愛を出し、お互いに助け合う世の中になっていく。そういう出し方をすると、自分の中の執着が取れてしだいに純粋になっていきます。
私たちは、なぜ成長したいのでしょうか。
なぜ、願いを叶えたいのでしょうか。
おいしいものを食べたいのでしょうか。
やはりそこには、ハッピーがあるのです。
食べて美味しければ顔がほころんで、幸せな気分になります。心もゆるんで、平和です。なにかほしいものを買ったとき、達成感、満足感に包まれて、平和です。
そして、あるがままにいて、満ちていて、なにもほしくない…
もう満足している…
そんな境地にたどり着きます。
あるがままの内側を掘り起こしていくと、すごくハッピーで満ち足りた感覚にたどり着くのです。
パワーが出て、智恵が出て、愛が出て、自分の内側がものすごく満ち足りて、いまここにいて、幸せだと思えるようになります。
本当の自分、魂に出会っていくと、そういう状態が起きるのです。