先日、タレントの安田美沙子さんが夫の「2回目の不倫」を許したと報じれましたが、彼女は第2子を身籠っている最中だった模様。今回の不倫は初めてではなく、2017年1月に1回目の不倫が発覚しており、当時も第1子を妊娠中だったというから驚きです。
ところで「妊娠中の不倫」といえば2020年1月、いわゆる「文春砲」をくらった東出昌大さんの件はまだ記憶に新しいと思います。妻の杏さんが第3子を妊娠している最中に発覚したので、東出さんは家から閉め出されたそうですが、いまだに家に戻ることが叶わず、杏さんとの離婚は秒読みとまでいわれています。
安田さんの夫は「別の相手と2回目」、東出さんは「同じ相手と3年間」という違いはありますが、それぞれの結果は対照的。では何が明暗をわけたのでしょうか?
私は何十回も相談者の「妊娠中の不倫」に遭遇し、助言し、解決してきました。「妊娠中の不倫」は芸能人だけでなく一般人でも起こり得る悲劇なのです。実際のところ、妻側のショックはあまりにも大きく、怒りの矛先が胎児に向ける方もいるほど。胎児や乳飲み子を抱えていても、杏さんが離婚を考えるのは当然といえば当然です。
もちろん、不倫は一般的に許されざる行為です。しかし、許される夫、離婚される夫の違いはどこにあるのでしょうか?今回は私の「相談実例」をもとに「それでも許される夫」の特徴を6つにまとめました。
許される夫の6つの特徴

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許される夫と離婚される夫の具体的な違いは「妻との不仲が理由か」、「妻子の存在を隠したか」、「彼女をかばうか」、「離婚したいと伝えたか」、「プレゼントを渡したか」、「周囲に経験者がいるか」です。
今回の相談者、Yさん(33歳)も「妊娠中の不倫」を経験した1人。「主人はほとんど日本にないので、私ひとりで子育てをしてきました。それなのに…」と嘆きますが、Yさんは8歳の息子さんを抱え、これからどうすればいいのかを相談しに来たのです。
Yさんは結婚当時、抱えていた200万円の奨学金を夫に実家に立て替えてもらったという経緯があり、結婚当初から頭が上がらず、いままで夫を野放しにしてきたそうです。
「311だよ。早く来てね」
Yさん夫婦は結婚10年目。夫は食品商社に勤める会社員ですが、勤務地はほとんど海外。そのため、基本給900万円に加え、海外赴任手当として400万円、専門職手当として100万円が支給され、夫の年収は1,400万円に達していました。36歳の会社員としては高級取りの部類に入るでしょう。
Yさんは、息子さんの小学校を変えたくないという理由で海外赴任に帯同せず、単身赴任という形を選びました。それでも夫は年6回ほど帰国することが許されたので、そのたびに2人は愛を育み、夫婦なのに会えない寂しさを紛らわし、家庭は一見すると良好のように思えました。
直近の勤務地はベトナムでしたが、そんななか巻き込まれたのはコロナ禍。現地でも新型コロナウイルスの感染者が増えるなか、3月上旬には日本の本社から帰任を命じられ、夫は帰国の途に就いたのです。
帰国から2週間、出社を禁じられたので、柚希さんはてっきり夫が自宅に戻ってくるのだと思っていました。しかし、夫は「家族に何かあったら」といい、自宅ではなくホテルで過ごすことに。
そんな矢先、YさんのスマホにLINEが届いたのです。「311だよ。早く来てね」と。家族の感染を心配している夫がYさんをホテルに呼び出すのはおかしい。
Yさんは「もしかすると不倫…相手の女に送るLINEを間違えて私に送ったの?」と女の勘を働かせ、「誰に送るはずだったの?」と返事をせず、こっそりと興信所に依頼をしたそうです。
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