運勢を左右する「五行のバランス」
四柱推命では生年月日と生まれた時間の4つの干支から、五行のバランスを算出します。五行とは、木・火・土・金・水の5つですが、これらの五行のバランスの不均衡から、その人の性格や行動、体質などを判断します。
さらに、その人の日干から各々の五行の作用を見て財運、仕事運、配偶者運、子ども運等の具体的な判断を行っていきます。五行のバランスによってその人の性格や行動、さらには財運、仕事運等が既定されるわけです。
ここで重要なことのひとつが、同じ五行のバランスから性格や財運等だけでなく、体質や病気が判断できるということです。このことは言い換えれば性格も、財運も、配偶者運も、体質も同じ五行のバランスが決定づけているということです。
つまり、すべては五行のバランスによって成り立っているわけです。
幸運体質になるには…
それでは、五行のバランスとは何でしょうか?それは「気のバランス」にほかなりません。そしてこの、その人固有の気のバランスがその人の様々な事柄に影響を与えていることになります。
例えば、五行の木が強すぎる人はせっかちで怒りっぽくなります。と同時に、肝臓や目や神経に問題が出てきます。
また水が強すぎる人は、物事に慎重すぎて、行動する前に失敗することをあれこれ考えてなかなか行動に移せません。それと同時に、腎臓、膀胱、耳などに問題を抱えます。
今年は庚子年で金と水の年なので、金生水となり、水が強くなりますので、もともと水が強い人は、その傾向が強くなります。そして、生まれた日の日干により強すぎる木や水は、財運だったり、仕事運だったりを表すわけです。
つまりは、この五行のバランスの不均衡が精神的、肉体的、社会的、経済的な諸問題を引き起こすのです。そうだとすれば、この五行のバランスの不均衡を改善すればさまざまな問題も解決することになります。
四柱推命では、この五行のバランスの不均衡を中和する五行を用神と呼びます。この用神となる五行を強めるのが四柱推命における改善法となるのです。
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