自分自身を知り、体を丈夫に…

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ヒマラヤ聖者は家を出て、何も持たずに山にこもります。サドゥ(セイント)という人たちは、インドの人口の13%もいらっしゃるのです。インドの人口13憶人のうち、1憶8千万くらいの人が何も持たずに家を出て、真理を求めて祈ったり瞑想をしたりしています。
そして、悟った方が、真理の生き方をガイドしています。
究極のサマディをおさめて山を下りた聖者は、私とパイロットババジしかいません。インドでは、私は本当に稀有な存在として、大勢の方が聖者に会いたい、聖者の祝福をいただきたいということでいらっしゃいます。
仏陀やキリストも瞑想をされたと思います。仏陀はヒマラヤには行かずに、6年間苦行をされ、食べない修行をしてガリガリになりました。息も絶え絶えで、菩提樹の木の下に座っていると、スジャータという赤ちゃんを授かりたい女性がおかゆを捧げてくれました。
おかゆをいただいた仏陀は元気を取り戻し、因縁の法則とか、いろいろな気づきを得て、平和な心になっていくプロセスを説かれました。
私は10代からヨガやヒーリングを学び、準備ができていたのでしょう。ヒマラヤ聖者に選ばれて、一気にヒマラヤに行くことになりました。
ヒマラヤの奥地で、究極のサマディという死を越える修行を行いました。普通は、死んだらもう戻ってこられません。肉体が壊れてしまったら、生き返れないのです。
まず空があり、風が現れ、火が現れて、それから水、土が現れます。宇宙を構成する5つの元素で、私たちはできています。
いま、コロナに勝つには、この体を構築しているものを丈夫にしなければなりません。良質のたんぱく質、植物性なら大豆、納豆、豆腐、高野豆腐を料理に取り入れて、バランスのいい食事をします。
また、不安の心、恐れの心が、磁石のようにコロナを呼び寄せてしまいます。これからの世の中は、平和な心になっていくのです。
ヒマラヤの恩恵につながっていただきたいというのが私の願いです。この宇宙を知るために、自分自身を知っていく。浄まって、源の存在と一体になっていきます。