逃げると、課題はさらに大きくなる?

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嫌な人間関係から逃げると、多くの場合、さらにパワーアップした同じタイプの人がちゃんと現れてくるようです。
もうひとつ、似たような話をお聞きしました。
別の若い女性のBさん。Bさんは大人しくて、少し引っ込み思案。服飾の専門学校にいて、自分の道を職人のように極めたいタイプです。
Bさんのお母さんは、逆に明るく社交的で華やかな雰囲気の人。前へ前へと押し出ていくタイプです。Bさんと同居していたお母さんの母親つまりお祖母さんも全く同じタイプだといいます。
Bさんはこのゴージャスなふたりの女性に日々圧倒されて息苦しく、専門学校を出て、すぐに就職してひとり暮らしを始めました。
ホッとしたのも束の間。就職先の女社長が母や祖母と全く同じタイプで、社長業をしている分さらにパワーアップしていて、グイグイと押し出てくるといいます。Bさんは「参った」「お手上げだ」といっていました。
ここまで来ると、これはもう人生計画で、自分で逃げられないように人生設定をしているのでしょうね。これを逃げるとどうなるのか?ここからが「チャクラ」との関係です。
苦手な相手から学ぶべきことは?
魂の学習課題から逃げると、チャクラからのエネルギー供給がストップしてしまいます。もちろんクラスメイトで気の合わない子がいたときに、無理にその子に近づいて行って仲良くする必要はありません。
そうではなく、姑とか上司とか「人生の舞台」で重要な役どころに苦手な人物が配役されている場合は、その意味を考える必要があるのです。「ここから何を学べといっているのだろう」「 私はなぜこうした人生計画を立ててきたのだろう」と。
要するに、生まれる前に、自分が相手にその「嫌われ役をやってくれ」と頼んできているわけです。
自分の欠点を気づかせてくれるリトマス試験紙のような役割を果たしてくれるようお願いしてきたわけですから、相手のことを悪くいったり、憎んだり、相手を変えようとすることなどもってのほかです。だって「自分を変えるためのレッスン」が始まっているのですから。