きょう2020年10月21日15時ごろ、「オリオン座流星群」が活動のピークを迎えました。ウェザーニュースによると、今年のピークはまだ明るい時間に迎えるため、1番の見ごろは今夜からあす10月21日(木)の明け方ごろになる見込みだそう。
出現数は1時間に1個から10個と少なめ。ですが、せっかくだから実際に観てみたいですよね。そこで今回は「オリオン座流星群」を見逃さないようにするための鑑賞のコツをご紹介します。
どの方角を観ればいいの?
「どの方角を観ればいいんだろう」と検索しているかたも多いでしょう。オリオン座流星群の放射点は「ベテルギウス」のすぐ近く。しかしこの星の周辺でしか観られないというわけではなく、ベテルギウスを中心に全天に出現するので「ここ」といった方角は決まっていません。
「観測できる確率を少しでもあげたい」というかたは、できるだけ空全体が見渡せて、街灯などがない暗い場所で観測することをおすすめします。
今夜以降も観測できる?
先述のとおり、出現数は1時間に1個から10個。しかも今夜は全国的に雲が広がりやすくなっており、観測条件は厳しめ。でも「今回は観れないのか…」と肩を落とすのはまだ早い!
というのも、今年は月明かりの影響が少ないため、例年よりも観やすいとされています。もしかしたら、雲の隙間から流星を観ることができるかもしれません。
そして、なんと今夜以降にも観測のチャンスがあります。国立天文台によると、11月7日(土)までであれば、オリオン座流星群に関連している「流れ星」を観ることができる可能性があるとのこと。この期間内の晴れている夜に、観測チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
観測時には、カラダを芯からあたためて
10月も下旬に差し掛かり、夜はグッと冷え込む日も多くなってきました。観測をする際は、上着を羽織るなどあたたかくしてくださいね。
カラダの冷えは免疫低下にもつながります。観測後には、お風呂にしっかり浸かるなど対策しましょう。筆者が冬に実践しているのは、体をあたためる効果があるといわれているにんじんを使った「せん切りにんじんのスープ」で、カラダの芯からあたためる方法。
作りかたはとっても簡単。でも、深い味わいが楽しめるスープです。こちらの記事では、そのほかのスープレシピもご紹介しているので、オリオン座流星群の観測前にぜひ作ってみてくださいね。
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- 参考:PR TIMES,ウェザーニュース,国立天文台
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