『鬼滅の刃』にハマる理由は?
いま空前のブームを巻き起こしているアニメ『鬼滅の刃』。私も娘がいるのでアニメを見たり、グッズを買わされたりしています(笑)。漫画も少し読みましたし、アニメも見ました。
でも、私はこんなにヒットする理由が最初はまったくわからなかったのです。だって、人が殺されるシーンとか結構グロいし、鍛えるシーンも戦うシーンも決して笑顔で見られるようなものではないからです。
だけど娘はとってもハマっている…。
何に?
「キャラクターだ!」と思いました。
「キャラクター」にハマるのは、仮面ライダーや戦隊モノも同じだと思います。
毎回敵がやってきて倒すという同じパターンを繰り返していてもついつい見てしまうのは、そのキャラクターが好きだからなんだと思うのです。
鬼滅の刃では、それぞれのキャラクターが決まった柄の着物を身につけています。その生地の洋服やマスクも販売されていて、娘ももれなく「冨岡義勇」柄のマスクをつけて学校へ行っています(笑)。あのシーン、このシーンが好き!というより、あのキャラクターが好き!私はこっちが好き!で盛り上がっている気がするのです。
それは大人でいうと「ブランド」に似ているなと思いました。ヴィトンが好き!私はシャネル派!みたいな。
ファンがほしいなら、「自分」を生きよう
つまり、「キャラクター」があればファンが現れるということです。
「私」という「個」がちゃんと自分を生きていれば、自然とファン(私をいいなと思う人)が現れるのです。
だけど、多くの人は誰かに寄せようとする。「個」を大事にしない。「個」を活かそうとしない。「上手くいく方法」を探して、その他大勢に埋もれていく…。
やっぱり「私」という「個」をそのまま活かしたほうがいいんだな、人は外側じゃなくて内側の「個性」に惹きつけられるんだなって思うのです。
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