八方美人、優柔不断、責任放棄…いろいろな性格が関係して「物事を選択するのが苦手」という人はいますよね。
- 失敗は絶対に許されないという考えかた
- 誰かに怒られることから逃げたい願望
- 自己嫌悪に陥ることを避けたいため
- 過干渉の親に育てられた
- 控え目な性格なので主張できない
- 周りの意見がひとつではないので戸惑う
といった理由があるかと思うのですが…実際のところ、私たちが物心ついて大人になるまでの間「すべてのことを周りに決めてもらった」という人はほとんどいないのではないでしょうか。
「確かにそうだ。でも、重要な場面ではいつも誰かに決めてもらっていた」と思う人はいるかもしれません。たとえば進路、就職、結婚、引越しなど。
そして、そのことについて何も気にならない人は問題ないのですが「決められない自分を否定して責めるタイプの人」は、選択を迫られるたびに心身に影響が出てしまうかもしれませんね。
そこできょうは、決められない人の特徴と改善方法についてお話したいと思います。
選択するとは、「生きる責任」なのかもしれない

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自分で決められない人は「誰かに依存して生きることが必要」で、そのための依存先を常に探している場合があります。それは決して悪いことではないのですが、自分で決めない人の問題点としてとても気をつけておきたいところが「生きる責任の放棄」です。
生きる責任を放棄してしまうというのは、別の人が選択した人生を描くことで、うまくいかなかったときに人のせいにしてしまうということ。
それを理由にして、失敗して傷ついた自分の心を守るのです。自分の人生を自分で生きないことで「心を守る」というのは残念ですよね。
なぜ自分の人生に責任を持てないかというと、
- 自信がない
- 自分を好きになれない
- 理解できないことが多い
といった理由があると思います。
だいたい自分で選択すると間違ってきたから、自分を信頼することができない。そんな頼りない自分を好きになれなくて、何を考えているか自分でもわからなくなる。こういう胸の内を明かしてくれるお客さま、結構多いなぁと思います。