11月3日は「“いいおっさん”の日」。“おっさん(おじさん)”といわれるとドキッとしちゃう方、ショックを受けてしまう方、ムッとしてしまう方もいるかもしれません。
おじさん絵文字、Facebookおじさんなど、これまで「おっさん(おじさん)」はときにイタイ大人を指す言葉として使われてきたので無理もないでしょう。
しかし、いま“おっさん(おじさん)”は、必ずしも揶揄される言葉ではなくなってきているようです。
魅力的なおじさんキャラ、増加中
総合電子書籍ストア「BookLive!」が会員の男女3,380名を対象に実施した「”いいおっさんの日”に関する意識調査」によると、最近のマンガ・アニメ・ドラマetc.で「”魅力的なおじさんキャラ”が増えている」と感じている人は、男性では約半数、女性では75%超となっています。

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確かに今年は、『家政夫のナギサさん』や『おじさんはカワイイものがお好き。』 など、魅力的なおじさんが登場するマンガ原作のコンテンツがドラマ化され、話題と人気をさらいました。
『孤独のグルメ』がドラマ化されたのが2012年、『おっさんずラブ』のドラマ第1期が2018年。「おじさん主人公」は2010年代からさらに躍進している印象です。
かつては脇役ポジションであることが多かったおじさんキャラですが、いまでは物語の主役となる事も決してめずらしくはありません。
また、おじさんが活躍する場として定番ジャンルだった「刑事・医者等の職業モノ」からさらに枠を広げ、ラブストーリーや、ほっこりなごむ系のストーリーで主人公をつとめるケースも増えてきていますよね。
女性の75%超が「”魅力的なおじさんキャラ”が増えている」と回答していることからも、男性目線では気づかれない、魅力あるおじさんキャラが登場するコンテンツに、女性たちの熱い視線が注がれている様子がうかがえます。
そうそう、いまやイケてるおじさんは「イケオジ」と呼ばれているようです。それでは一体、どのようなおじさんが「イケオジ」認定されるのでしょう?