Appleは2020年11月5日(現地時間)、「iOS14.2」と「iPadOS14.2」をリリースしました。「朝起きたら自動的にアップデートされていた」という人もいるかもしれませんね。
きょうは、「iOS14.2」と「iPadOS14.2」になり、なにが変更されたのか、詳しくご紹介します。
なにが変更されたの?
変更されたのは、8枚の「新しい壁紙」、AirPodsのフル充電時間の削減、接触通知に関する統計情報についてなど。これに加えて、報告されていた「デバイスがワイヤレスで充電されないときがある」「ロック画面のキーボードが認識されない」などの多数のバグが修正されていました。
時代が反映された、100種類以上の絵文字
筆者が気になった変更点はふたつ!ひとつめは、100種類以上の「新しい絵文字」です。

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今回追加されたのは上記のもの。1番左の列のうえから2番目の絵文字、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんのあのツッコミっぽい手じゃないですか?こちらは「Pinched Fingers」といい、イタリアン・ジェスチャーなんだそう。文脈によりますが、「何がしたい?」といったニュアンスの意味があるそうです。
ほかにも、アザラシやスケートシューズなど文脈関係なく使いたくなるようなキュートな絵文字もたくさんありますが、「時代を反映しているな」と感動したのが、性差別のない絵文字です。
女性がタキシードを着ていたり、男性がウエディングドレスを着ていたり、女性のサンタクロースがいたり、赤ちゃんを抱っこする人が男女用意されていたり…これまでなかったことに驚いていますが、時代とともに「男はこうあるべき・女はこうあるべき」という概念がなくなり、少しずつ誰もが生きやすい世のなかになってきているんだと、絵文字から感じ取ることができました。
「この曲なに?」をすぐに解決!

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次に気になった変更点は「ミュージック認識」です。街中などで音楽が流れているとき、楽曲名やアーティスト名がわからず「誰のなんという曲なのか」がわからないとき、ありますよね。
そんなときに役立っていたのが「Shazam(シャザム)」というアプリ。Shazamは、音楽を音声認識することで楽曲情報を教えてくれるもので、2018年にAppleが買収していました。
「iOS14.2」と「iPadOS14.2」では、このShazamを利用した「ミュージック認識」をコントロールセンターに追加できるようになるなどの変更が。コントロールセンターへの追加は簡単で、「設定>コントロールセンター>ミュージック認識」をタップするだけでOKです。
ぜひこの機会に、「iOS14.2」と「iPadOS14.2」にアップデートして、より快適なiPhoneライフを楽しみましょう!
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