パートナーの浮気に悩んでいるという方にとっては、一筋の光明となるかもしれません。
浮気率を低下させるには、男性に「断酒させるべし」というのは、無料メルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』著者のマキトさん。
マキトさんは、「男性の1/3が浮気遺伝子を持っている」というアンケート結果を示したうえで、飲酒と浮気の浅からぬ関係性と断酒が浮気率を下げる可能性を、最先端の研究結果を交えつつ紹介しています。
1/3の男性が浮気遺伝子をもっている?
マキトです。相模ゴム工業が2013年に実施したアンケート「ニッポンのセックス」によると、「パートナー以外と性行為を行うことがある」と回答した20代男子は31.5%に達していました。これはあくまで現在パートナーがいる男子に限った調査で、フリーの人は含まれていません。
それにしても、およそ1/3の男子が浮気を「実行」していたのは驚きです。過去に経験のある人や願望レベルならもっと多いはずです。
この結果からすると、おおむね1/3の男子は「多重らせんDAD4」や「RS3 334」などの浮気遺伝子を保有しているとみてほぼ間違いないでしょう。アンジャッシュの渡部健が週刊文春に狙い撃ちされたのはたまたま有名人だからであって、世の中に浮気性の男子はいくらでもいるのです。
しかしこれほど多くの男子が浮気するには、当然「相手」が必要です。20代女子の浮気実行率は17%でした。男子のほぼ半分なので、1人で平均2人と浮気中の計算になります(実際には、ごく一部が平均を引き上げていると予想されます)。浮気遺伝子を持っていても、それが「発現」するかどうかは性差も大きいと考えられます。やはり男性ホルモンの作用でしょう。
また、浮気率は男女とも年齢によってさほど大きく変化しません。「浮気性は生得的なので治らない」というマキトの主張を裏付けるデータとなっています
「断酒」で浮気率は下げられる
ただし、ライフスタイルによって浮気遺伝子の活性は変化します。その代表は「お酒」です。お酒はドーパミンを増やしバソプレシンを減らしますが、そのどちらも浮気願望を強める作用があります。
ドーパミンは浮気を実行したときだけでなく、「イメージするだけで」分泌されます。そのため、ますます浮気したいという感情が強化されます。その快楽に抗えず人々は、人生を壊すリスクを背負ってまで浮気を実行に移してしまうのです。
シドニー大学が2011年に行った実験によると、バソプレシンを吸引した男性は性的な単語に敏感になることがわかりました。これは決して悪いことではなく、上品な態度をとらせる働きがあります。逆にいうと、お酒でバソプレシンが低下するとデリカシーがなくなり、下品になってしまうのです
人間、しらふでそうそうハイリスクな行動をとりません。やっぱりお酒は人生を破壊するトリガーの代表です。基本的にお酒好きなパートナーを選ぶほど浮気されるリスクは高まると考えてください。
「不倫する男性は早死にする」というデータもあるようですが、これもお酒がかかわっている可能性があります。したがって、断酒させることができればパートナーの浮気率を若干下げられる可能性があります(ゼロにはできないでしょうが)。
「不飲酒戒」は佛法の代表的な戒律のひとつです。人類は古来から飲酒が欲望を暴走させることを熟知していたのです。恋愛成功変身術では、当初から「晩酌する男子とは別れろ」、そうアドバイスしてきました。その正しさが最先端の研究でも立証されつつあるのです。
- ※初出:2020/08/27・MAG2 NEWS
- 参考:相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス」
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。