あなたは「サイコパス」という言葉をご存じですか?
「サイコパシー」は、反社会的人格の一種を意味する心理学用語ですが、そのような性質をもった人のことを「サイコパス」と呼びます。
恋愛や人生で成功する方法を指南する無料メルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』の著者・マキトさんが、そんな「サイコパス」について解説。その特徴や考え方について具体的な例をあげながら、彼らとの付き合い方についても指南しています。
サイコパスはなぜ善人に嫉妬するのか?
マキトです。今回は、あなたにサイコパスの気持ちを「バーチャル体験」していただきます。
あまり知られていませんが、サイコパスにとって最大の快感とは、「善良な人を苦しめ、人生を台なしにすること」です。
彼らは、ほとんど無差別に他人に迷惑をかけますが、こと善人に対しては意識的に狙い撃ちし、人格と人生を破壊しようとします。
普通の人の脳には「善悪」「損得」「好き嫌い」、この3種の物差しがありますが、サイコパスの脳には、このうち「善悪」の物差しが存在しません。損得と好き嫌いが判断基準のすべてです。
つまり、彼らのなかでは純粋な善意などフィクションにすぎないのです。何しろ生まれてから一度も実感することができないのですから。
一応、サイコパスも表面上は善良にふるまいますが、それは、あくまで損得計算によるものです。彼らは善良な人を自らの物差しでしか評価できません。
純粋な善意で行動する人々は自然に周囲から感謝され、尊敬を集めます。しかし、サイコパスにとって全ての善人は偽善者に見えています。
つまり、「偽善者が世の中をだまして尊敬を集め、裏で利益をむさぼっている」としか思えないのです。これは本来、サイコパス自身にとっての理想です。
それを実現している(ように見える)善人は、サイコパスにとってもっとも妬ましい存在であり、「罰を与える」のに十分な動機となります。
善意が自らに向けられたものであっても、決して感謝などしません。むしろ、とことん利用し苦しめてやろうとします。彼らを信じれば信じるほど、メンタルを破壊され、人間不信に陥る羽目になります。