実家にずっと住んでいて、ひとり暮らしをしたこともない。かといって、誰かといっしょに暮らすことも不安。実家にいれば、何の心配もしなくていいし、楽だし、だからずるずる実家にいてしまう。でも結婚はしたいなと思っている。
先日、こんなご相談をいただきました。私たちは、不安や恐れを前にすると、動けなくなってしまいます。たとえいまが満足できていなかったとしても、それでも安全なほうを選びたくなってしまうのは仕方のないことです。
きょうは、「変化することを受け入れる勇気」と、自分を信じた先に待っている「試験」についてお話したいと思います。
変化することが怖かったら…

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「怖さを乗り越えたら、もっと素敵な人生が待っている」と考えてみるとどうでしょうか?
また、怖さや不安が目の前にあると「やる気のなさ」が生まれてきてしまいます。なんだかやる気がしないから、ちょっと休もう、もう少しゆっくりしよう、無理をしないようにしよう…と。
何かをしようとしても、やる気が出てこないとき、私は「何かを恐れていないかな?」と自分に問いかけます。大体、そこには「失敗したらどうしよう」「誰かに攻撃されるかも」「結局自分に幻滅するんじゃないか…などの恐れがあるんですよね。
そういったひとつの恐れを取り上げて、「じゃあ、こう考えてみよう」「こうしてみよう」と、具体的に自分ができそうなことを考えていきます。漠然とした不安は、そのままにしても消えていきません。何を不安に思っているか、怖がっているのかをちゃんと明らかにしないと具体的にできることが見えてこないんですね。
「結婚がしたい」、「他人と暮らすのが不安」、「引っ越ししたり、準備するのが面倒」…いろいろ考えてしまいますが、他人と暮らすのが怖くても「やってみなくちゃわからない」「結婚した後で、難しく感じるのを、乗り越えていくことが学び」と考えてみることはできませんか?
結婚を邪魔する障害は、自分の心と頭のなかにあります。まずはそれが何かを明らかにすることが大事です。変化は怖いものです。だから、「怖くって当然だよ!」と自分を励ましてあげてください。そして、勇気をもって、変化してください。その変化は、あなたを「進化」させてくれる素敵なもののはず。
結婚は私がもっと進化するための学びの場。怖いことや面倒なことがあって当然!思い切って、変化することを受け入れてみてくださいね。