性を利用するのは、生きるための「本能」
恋愛、結婚において愛情で「一過性の不義」を包み込むという女性もいるでしょう。しかしKのように「許す」ように見せかけて、実は相手に最も重い罪を与えて、苦しむパートナーを腹で笑っている人もいます。
男を上手く利用する、女を上手く利用する。これらは動物生態学から考えても、「生きる」ためにプログラムされた本能だと私は思っています。
不倫はすべて許されない傾向が強い日本ですが、私の友人のなかには熟年離婚した人も多く、夫婦といえどお互いに無関心、無干渉で過ごしている人も多い。
口を開けばパートナーの陰口。生涯、ラブラブで過ごす夫婦ももちろん多いとは思いますが、定年後の夫の在宅に辟易している妻が多いのも事実です。
パートナーの浮気に対するジェラシーや怒りというものは、とてつもないエネルギーだと思います。そのエネルギーは、相手を所有したいという欲、もしくは自分が裏切られたという事実を受け入れられないプライドではないでしょうか。
どんな理由があるにせよ、不倫は「同罪」
いずれにしても、他人の不倫や家庭の事情などを公にする必要はないし、不倫された側の女性、その子どもへの同情や憐れみは、大きなお世話に過ぎない。
多目的トイレで不義を行った芸能人は叩かれましたが、その不倫相手の女性のほうはどうなのでしょうか。男性が著名人であったがために、事が流出し大きくなったこの手のスキャンダルは、女性が一般人であったとしたらそれはとても卑怯な報道であると思います。
金銭を受け取って、自分の意思で、納得したうえで不義を行った女性のあざとさは罪深い。にも関わらず、顔や名前を公表されることもなく、世間の多くの人を味方につけたときの団結力の強さは恐ろしいですね。
少なくとも、相手の女性たちは男が妻子持ちであることを合意のうえ、互いにルール違反をした同罪だというのに…。女も男も「ルール」を守り、誰も傷つけず、傷つかず、不満を抱かせない世のなかになることを祈ります。
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