まずは、自分と向き合うこと
夢見る女子のなかには、「いやいや、相性がいい人と付き合えば、そこは全部ピッタリはまってうまくいくもん!」と希望的観測で考えている人もいます。そんな「すべてがピッタリ」な相手と出会うために、スピリチュアルなメソッドを身に着けたいと勉強している人もいます。そして、「きっとソウルメイトなら、すべてがぴったりなはずだから、ソウルメイトを引き寄せるにはどうすればいい」としている人もいます。
…はっきりいいますが、どう頑張っても、そんなうまい話はないのです。たしかに相性のいい人とは、合う部分は多めかもしれませんが、この世に自分と全部パーフェクトに合う人など存在していません。人はすべて、みんな違って生まれているからです。
どの人も、その「人≠他者」の法則に向かい合う日が必ずきます。たとえソウルメイトだとしても、自分と全く同じなわけではありません。恋愛で多くの人は、たとえ最初はラブラブな現象で出会ってたとしても、最後には、「あの人にぐいぐい押されて付き合ったけど、結局わたしをわかってもらえなかった」という理由で別れているのです。
恋愛はそんな風に「彼氏ができる・できない」を試す場ではなく、人と付き合うという前提が最も大事だということ。「恋愛=どこまでいっても人間と人間の関係」なのですから、そこをはしょってもいいことはありません。
「人=自分」でもあります。「自分とうまく付き合えていない=自分に喜び、幸せ、安堵感を与えてない」という状態では、外の人とも、当然ながらうまくいきません。
合わないときに、自分から寄せていく女子も多いです。でもそんなことを続けていたら、いつか必ず疲弊します。なぜならそれは、相手に少しでも愛情をかけてもらうための作戦として自分に「嘘」をついているからです。これって、自分に自分に喜び、幸せ、安堵感を与えてないですよね?彼氏というモノを手に入れようと思えば、手に入れることはできるでしょう。でも、それがそのまま続くことはないでしょう。
…でもね、ぶっちゃけていったら、恋愛の意味って、そうやって苦い思いの経験を繰り返すことで初めてわかるものだったりします。だから、むしろ苦い思いがあってもいいと思ってください。でなければ、わからないこともたくさんあるし、そのレッスンのために、繰り返しダメ男を引き寄せているということだってあるのですから。
そこの痛手を自分の強さに変えていくと、恋愛の下地(=自分とのよいパートナーシップが作れている状態)ができてきますから、恋愛市場でもモテが始まります。自分に自分に喜び、幸せ、安堵感を与えていて、自分とガッツリ付き合っている状態だからです。
自然体の温かさがにじみ出て、幸せそう。寂しそうでもなく、ガッツいてもいず、いっしょにいて心地よさそうな人だな、と波動で醸し出している…そんなエネルギーで恋愛に向かうと、むしろ結果的に「彼氏ができる」のです。まずは「自分との人間関係」を先に考えてみてくださいね。
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