宇髄 天元(うずい・てんげん)【音柱】
とにかく派手好き。「簡潔且つ大胆かどうか」を大事にする様は、知的好奇心もプライドも高い、いわゆる仕事大好き意識高い系でも体育会系出身に多いタイプ。集団行動をして生きてきたのもあり、変な目立ち方をしていても、イザというときは機転を利かせられる。大柄なのに俊敏というのはギャップ萌えのひとつになるかもしれない。
仲間の命を優先できる、身体ともに強く優しいバランスのいい様は、「実は奥さんが複数いる」というモテ具合(しかも全員をとても愛している)にも現れているよう。うっかり不倫しがち女性には天敵かもしれない。
甘露寺 蜜璃(かんろじ・みつり)【恋柱】
柱の名前にそもそも恋がつくのも納得な、恋愛体質女子。すぐときめいて恋に落ちやすく、人のダメなところに弱い。伊黒のねちっこさやひとり寂しく佇む富岡、不死川の増えた傷、しのぶのかっこよさなど、他人からしたら「え?」と思うような細かい点にもすぐ「その人のステキさ」を見出せるポジティブハッピーガール。
実はきちんと場を考えられる冷静さもあり、仲間思いの点はこの女、見かけじゃないと思わせる長所も。実はめっちゃ食う、っていうギャル曽根みたいなところは相当ギャップ萌え。かわいらしさやおっぱいの大きいところなど、みんな普通に(一般男性は特に)弱いのでは。筆者個人的には、仲良い女友達にいてほしいタイプ。
時透 無一郎(ときとう・むいちろう)【霞柱】
人にはまったく無関心。興味がほかに行きやすく、人の話を聞いていないので、なんでも忘れやすい男、というか少年。まだ子どもだからぼけーっとしているのかもしれない…。最年少だが、合理的に判断するあたりはいまどきの男子っぽいかも。独自の世界観があるのに剣技の天才というタイプなので、人と違う空気感のある男やマイペースな新入社員男子とかに弱い女子にはだいぶ気になる存在になりそう。いざというときは言う事をいい、しっかりと闘う(仕事はまじめという一面)。
短い期間で柱になれたという抜群のセンスと強さの持ち主で、かわいさも格好よさも持ち合わせたズルいタイプでもある。一見モテなそうで実はこういう男が本当は一番モテる気もする。
伊黒 小芭内(いぐろ・おばない)【蛇柱】
仲間だとしても違反は許さず、見逃さない冷酷男。「信用」がすべてで、明らかにしたがるため、相手を詰めるしつこさがあり気難しい。ただその裏には自身がとてつもない苦労をして生き抜いてきたという、静かなプライドと強さを感じさせる。その様は人に見せない、ミステリアスさや努力家の点に、男女問わず日本人には落ちる人が多そう。
皮肉や嫌味の小言が多いので、それが嫌な女子には天敵になりそう。おそらく、男女分け隔てなく、自分の中の規律やこだわりを犯す相手には容赦なく厳しい言葉を浴びせるタイプ。でもこの手の人は一度こちらの信頼を勝ち取ると、仁義を持って人として丁寧に接してくれる気もする。
不死川 実弥(しなずがわ・さねみ)【風柱】
気が短く、悪と思うものすべてを処分することに余念がなく、執念深い気が荒い男。が、上の者の前では理性を保つようにできる。なんでも納得いく説明を要し、保証のないものには強く反対する。例外を嫌い、ダメなものはダメという意識が強い。学校や会社にひとりはいる、まっすぐ真面目で「風紀委員」と裏で呼ばれたりするタイプ。
冷静な判断力や応用力は、闘い方の強さとメンタルの強さにも現れる。いい意味できちんと仲間に脅威に思わせたりする点は、同僚や部下にもいいが、実は上司や先輩にいても見習いたくなるタイプかも。けど、うっかりメンヘラに捕まったりとか、恋愛下手そう(笑)。