どんな「男らしさがあるか」がポイント?

『ラグーナテンボス×「鬼滅の刃」 追憶の試練 炭治郎の旅路』が2021年3月6日から開催。image by:PR TIMES
ざっと、かなり個人的感想で登場人物に持ったイメージを語らせてもらったが、一般的にはやはりリーダータイプの煉獄さん、とにかく頑張る姿に涙させてくれる主人公の炭治郎が男女問わず人気の模様。
女性からは、「寡黙でかっこいい…」と、冨岡氏をあげる声を多く聞くような気がする。そもそも、鬼を倒すという戦モノなこともあり基本的にみんな強いのだが(笑)、内面の男らしさといった点で先出の2名は票が多いのかもしれない。
少年マンガだし、話の内容的にもどうしても男性キャラが多いため男性に絞って話すと、「カッコいい」の基準は人それぞれ異なると思うが、どうカッコいいかというのは、どう「男らしい」ところがあるのかという点な気がする。
上記で挙げたようにさまざまなタイプの男性がいるので、男らしさの魅力も人それぞれ。顔や体のビジュアルでそれが現されているタイプもいれば、会話で使われる言葉でそれを感じさせる者もいれば、ワザや行動がそう思わせる人もいるだろう。それぞれの男らしさを一人ひとり見てみるのも、このマンガの楽しみ方のひとつかもしれない。
枯れ専女子を虜にしちゃいそうなのは…
とはいえ、特に「男らしさ」を求めない、という女性も多くいると思う。むしろそうじゃない部分を見たい、という人もいるはず。実在しないからこそ、わかりやすさがいいという点や「単にビジュアルが好き、性格嫌だけど(笑)」というのも大いにあるだろう。
どんなキャラでも、いままでのエピソードになかった!みたいな、ギャップを急に出されたりすると、突然その人物が好きになることもあるから面白い。ちょい役だったけど妙に好き、とかもあるあるだ。
それでいうと、柱ではないため紹介には書かなかったが、もうひとりだけ注目したい人がいる。柱をはじめ鬼殺隊を昔からまとめ上げてきた一番のリーダー(会社でいうところの社長とか会長的なトップの人)であるお館様には、弱い女性もたくさんいると思う。
下の人間から絶対的な信頼があり、辛い経験を経て多くの者をまとめ上げてきて、常に優しく穏やかで冷静沈着、精神的にも一番大人である様は、直接的なコミュニケーションはあまりなくとも心の支えにしたいと思われる人物No.1。
目が不自由だったり、体が弱くなっている様もちょっとセクシーでアンニュイ。そこにキュンとさせられたりするので、枯れ専女子たちなどは心ひかれそうだと個人的には思った次第。