40 件シたい気持ちに差があるときはどうすればいい？
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「夫はアチラの欲求が強い方で、もう結婚して何年も経つのに、私が起きていれば毎晩のように求めてくる。カラダの繋がりが夫婦にとってものすごく重要なものだと思っているみたい。
もちろん私も大事なものだとは思うんだけど、仕事と育児でこちらはクタクタ。夜は一刻も早く寝たいし、どうしてもそんな気になれなかったから、あえて子どもと一緒に寝るようにしていたときもあったんだけど（苦笑）。
何度か『俺は絶対に必要なものだと思っている』と大真面目にいわれて、その都度、冷めたわけではないという私の気持ちや状況も伝えつつ話し合って。ようやく『週1回以上はキツイ』ってことを理解してくれたみたいで、いまはそれくらいの頻度で落ち着いているんだ。求められても『きょうはゴメン』で済むようになった。相性は悪くはないと思うけど、疲れているときはやっぱりシンドイ…」
確かに、周囲の女友だちからは、年齢的なものや産後のホルモンバランスの乱れによって、「そんな気持ちになれない」という声をよく聞きます。「産後は産前と比べて回数が減ってしまう」というのも、夫婦にとってあるあるな話。
いくら夫婦間であっても嫌がる相手に対し、無理やり行為に持ち込むのは厳禁ですが、セックスレスは離婚の原因にもなり得る大問題。
O夫妻のように、大事なものだとはわかっていても、夫婦間に欲求の差が生じることもあるでしょう。また性のことに関しては、夫婦間であっても話題にしづらかったり、自分の考えを相手に伝えづらかったりする部分もあります。しかし、それがきっかけでふたりの間に溝ができてしまうのはもったいない。O夫妻が夫婦円満でいられる理由は、「なんでも話し合える関係性」にあるのではないかと思いました。
「以前夫が冗談っぽくいってきた『求められるなんて幸せなことじゃないか？』という言葉に一瞬呆れたけれど、冷静になってみるとそれもそうだなと感じた」というYさん。子どもが小さいと特に、つい子どもの方にばかり気持ちが向きがちですが、夫婦円満のためには夫は妻に、妻は夫にも意識を向け、お互いの気持ちを満たすことも大切なことなのかもしれません。
今回は、夫婦の価値観が近しく日々穏やかに生活しているK夫妻と、夫婦が真逆の性格でときにぶつかりながらもお互いを尊重し合い暮らしているO夫妻に、「夫婦円満の秘訣」をお聞きしました。
夫婦が仲良く暮らしていくためには、カラダというよりもココロの相性が必要なのかもしれません。年を重ねると、体力の低下や育児による疲労、ホルモンバランスの影響などから相手の希望に応えられないことも出てくるでしょう。もしそうなったとしても、しっかりと会話をし、ある程度のスキンシップとともに大切に思っている気持ちを伝えるようにしたいですね。
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