みなさんこんにちは。露木行政書士事務所の露木幸彦です。
先月、有名キャスターの夫の「ゲス不倫」が大きな注目を集めましたね。妻の妊娠中に出産後、さらに濃厚接触を繰り返したのが緊急事態宣言中というタイミングでとても悪質でした。
これだけ酷いエピソードが山盛りなのに離婚する気配はなく、仕事上の少々の制裁で終わりそうです。不倫で許される男、許されない男の違いは何なのでしょうか?きょうは、多数の相談実例をもとに6つの特徴をまとめました。
許される男と許されない男の6つの違い

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相談事例をご紹介する前に、不倫を「許す・許さない」の判断をわける6つの項目をご紹介しておきます。
- 妻との不仲が理由か
- 妻子の存在を隠したか
- 彼女をかばうか
- 離婚したいと伝えたか
- プレゼントを渡したか
- 周囲に経験者がいるか
家族構成と登場人物、属性
- 夫:36歳、勤務医、年収1,800万円
- 妻(相談者):29歳、専業主婦
- 息子:6歳、小学生
- 不倫相手:34歳、同僚医師
不倫発覚までの経緯
「妊娠中の不倫」を経験したのに、いまもなお結婚生活を続けている夫婦もいますが、今回ご紹介する医者の妻・Rさん(29歳)もその1人。
Rさんはもともと夫と同じ病院で働く看護師。夫はRさんと付き合う前は別の看護師の女性と交際していたようで、二股の末、Rさんを選んだ格好。そして今回の不倫相手は同じ病院に勤めている医師の女性でした。Rさんは復縁と離婚、どちらを選べばよいのでしょうか?
「主人のスマホを見てしまいました。そうすると私の知らない女性と性的関係を持っていることを初めて知りました」。Rさんが夫の不倫を疑ったのは、スマホのホーム画面に現れたLINEの通知でした。
「愛している」「早く一緒になりたいね」「世界で一番大事な人」など甘い言葉のオンパレートが表示されたので、Rさんはこっそりとスマホのパスワードを解除し、中身を閲覧してしまったそう。不倫がわかったのは、ちょうど第二子を身籠っている最悪のタイミングでした。
もともと夫は出張で国内、海外に出かけることが多いのですが、最近は毎週のように泊まりの出張が続いていたので、Rさんも「さすがに多すぎるのでは?本当に仕事なの?」と首をかしげたのです。
Rさんは限りなく怪しいけれど確証がないという状況に耐えかねて興信所に依頼してしまったそう。具体的には夫が学会の出張で使うホテルで担当者が待ち伏せし、夫と女性と尾行し、どの部屋に入るのかを撮影するという段取りでした。後日、担当者はRさんに報告書を渡してくれたそうです。
Rさんは怖いもの見たさで報告書を開くと、そこには夫と女性が「夫の部屋」に入り、3時間が経過し、女性1人が部屋から出てきたという報告とい、その写真が入っていました。そこでRさんは夫に対して調査書を突きつけ、「これってどういうこと?」と問い詰めたのです。