超高収入で六本木の高級マンション在住、女性がたくさんいる彼に2年半片思いしていたSさんが、ついに卒業となりました。Sさんいわく、「本当に何をしても無駄なんだって、わかりました」だそうで。
年が明けて1月2日、Sさんはペアーズで知り合った男性と会うようになりました。いまはすっかり、その彼に向って頑張っています。今回はそんなSさんのいまをご紹介したいと思います。「やめた方がいいと思うけど、やめられない」そんな女性のみなさんには必見です。
いままでできていたことが、できなくなる?

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「先生、新しく出会った彼に頑張りながら、平行してほかの男性も探したほうがいいですか?」
私は思わず「えっ?」と聞き返しました。教室に通っている男性生徒たちからも「はあ?何いってるんですか!?」と驚きの声。なるほど、こんな姿勢で頑張っているから新しい彼にも大切にされないのですね。 そしてそれを感じて、こんなことをいう…という悪循環のお手本のような話です。
「Sさん、自分が大切にされたいなら、まず自分がお相手を大切にしないと」と、教室のFくんがビシッといってくれました。Sさんは一生懸命頑張ってはいるのですが、無意識にそれができていないといいますか、自分の考えで勝手に話をまげてしまうクセがあるのです。
恋活での男女交際ならいざ知らず、婚活をするにあたって二股同時進行が功を奏することはありません。少なくとも私は見たことがありませんので、ここはしっかり押さえることが大事だと思います。「恋活なら二股をかけてもいい」といっているわけではありませんよ。そこは誤解しないでくださいね。
恋活と婚活は「ゴールの次元が全然違う」という意味です。Sさんは「頑張っていた彼をやめて次に行く」となったとき、悪い意味でリラックスしすぎたようです。どういうことかといいますと、「いままでできていたことが、できなくなった」のです。
いまの二股同時進行を無意識にしようとしたこともそうですし、ほかにはLINEのやりとりで…「きょうは営業に行ってきた! なんか変なジジイばかりで、まいったわー!」…こんな具合です。
Sさんは関西弁バリバリで素直すぎるのも雑さが出てしまう原因になっているのですが、それにしても出会ったばかりの男性にいう言葉ではないでしょう(関西弁はどうしても雑に聞こえやすいです。ここは留意しましょう)。デートは、お相手に好きになっていただくためにするもの。同じくLINEもメールも電話も、すべてその目指すところは同じです。