まずは「最後まで」じゃなくていい
まずは、「最後までしなきゃ」という呪縛から解き放たれることがステップ1です。
夫婦仲相談所で、似たような相談をたくさん受けています。
そこで、「子づくりのことは忘れて、ただ旦那さんだけを見つめて、ふれあいそのものを楽しんで」とアドバイスすると、「行為抜きで温泉に行きました」とか「行為なしで、裸でイチャイチャしてます」など優等生の報告が届くように。そして1年も経つと「妊娠しました」の報告もポツポツ届くようになりました。
わたくし、そんなときは「すずね所長(筆者)はコウノトリです」というお褒めの言葉をいただいています(笑)。
ひとは、ダメといわれたらやりたくなるくせに、やれといわれると気持ちが失せる、そんな天の邪鬼な性質もあります。
あきらめたときに、子どものいない生活を楽しもうと思った矢先に、疲れたので不妊治療をお休みしようと思ったときに…などなど、思いがけなく授かったという場合も少なくありません。リラックスするためには、「授かっても授からなくてもどっちでもいいや」と考えるクセをつけないと。
寝室だけでなく、リビングでの団らんや買い物のときも常にリラックス。「あなたのことが世界で一番好きよ」の姿勢で接してください。
もう一点、お子さんがまだ小さくて、育児が大変な時期。旦那さんはイチゴ飴さんのことを「おかあさん」としてしか見ていない可能性もあります。
お子さんが眠っているとき、一時保育や実家に預けたとき、つまりふたりきりの時間は、ママオーラは極力消して、オトナの時間を過ごすよう心がけてくださいね。