こんにちは。男女が癒し合い、高め合い、元気になれる「真実の性」を伝え続けて18年。真実の性の語り部こと夏目祭子です。
今回は、私のメルマガ「真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』」の読者の方から寄せられた、「いくつになっても男性から求められ続けるためにはどうすればいい?」というご質問にお答えします。
QUESTION
世の中では、30歳を過ぎると徐々に女じゃないみたいな扱いになっていくようにいわれていますが、女性はいくつまで男性から求められることが可能なのでしょうか?また、求められ続けるために女性ができることはありますか?30歳を迎える前に知っておきたいです。
(29歳・女性)
女の色気は30から

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この「30歳を過ぎると女じゃないみたいな扱い」が21世紀のいまも一部で続いていたことに驚きました(笑)。
私はそれとは逆に「女は30歳を過ぎてからの方が、色気が出てくる」と思っているのです。だから自分が20代のころ、「早く30歳くらいになりたい」なんて思っていたんですよ。
なぜって、いまの時代はメンタルが成熟して大人になるのが遅い人が多い。もちろん個人差はあって、早いうちから大人びる人もいるけれど、だいたい30歳ぐらいになって、落ち着いた大人の感覚が身についてくるころに、ようやく深みのある「成熟した色気」がにじみ出てくるって感じでしょうか。
特にいまは、女性が40代で、彼氏が30代や20代という、逆年齢差カップルも増えてきましたよね。これは男性のなかにも、女性の生物的な若さよりも、「成熟」を求める気持ちを隠さない人が増えてきたことを物語っています。
ただし、成熟した色気の有る無しについては、だんだん個人差が出てくる、ということはいえるかもしれません。
60代になっても求められ続ける女とは?
何しろ20代のころは、生物的に細胞が若いので、誰もがプリプリした卵子のような、異性を惹きつけるフェロモンを体から発散しやすいといえるでしょう。それに対して30代以降は、自分の体に対して、どれだけ女性としての意識を持っているかという「意識の差」で、色気の出方が違ってくるといえます。
私のお客様のなかでも、60代になっても“女じゃない”どころか夫婦の営みを満喫している方は、決して珍しくありません。逆に30代・40代のお客様で、もう何年も恋愛と縁がなくて、「このままずっと独りだったらどうしよう?」という不安をご相談される方もよくいらっしゃいます。
なぜご縁が生まれなくなっているのか?というと、たとえて言えば、「女としてお店を閉めている状態。シャッターを下ろして休業しているような意識」になっているからです。このたとえで「確かに…!」と腑に落ちる女性が多いのですが、みなさんはいかがですか?
ただし、この「お店」というのは、「自分を売り込む」という営業めいた意味ではなくて、「人を招き入れるサロン」みたいな感覚です。要は、そのサロンがオープンになっているかどうかなのです。
いつまでも「求められる女」がしてること
というわけで、「いくつまで求められることが可能なの?」というご質問に対する答えは、「自分が求めるまで」といえます。
そして、求められ続けるために心がけるといいのは、まず自分が「自分の体をかわいがってあげる」こと。
五感が喜ぶことを、時間や手間を惜しまず、たっぷり体験させてあげて。セクシャルな喜びも、たとえ相手がいないときでも、自分の手でしっかり味わわせてあげて。
なぜなら、「満たされない」「誰か満たして」という枯渇した気持ちでいると、自分にとってマイナスな相手を引き寄せやすいからです。それより、「いまでも満たされている」という意識の状態でいる方が、さらに良いものを加えてくれる、プラスになる相手が寄ってきやすくなるんですね。
いかがでしょうか?いまあなたがいくつであっても、これからの幸せな愛情交歓のお役に立てたら嬉しいです。
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