夫婦間の「レス」が深刻な日本
突然ですが、みなさんはパートナーと定期的に「カラダの触れ合い」が持てていますか?
2020年2月に日本のコンドームメーカーであるジェックス株式会社が行った性に関する調査「ジャパンセックスサーベイ2020」によると、婚姻関係にあるカップルの51.9%が“レス”な状態に該当しています。
ちなみに「レス」な状態とは、「特別な事情が認められないにも拘らず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期に亘ることが予想される場合」(日本性科学会,1994年)を指すのだそう。
「1ヶ月以上…?わが家も該当しているかも…」とドキッとした方もいるかもしれませんね。
一方で、同調査の「あなたが行為をする目的はなんですか?」という問いに「愛情を表現するため」と答えた人は、男性56.5%、女性56.1%、「ふれあい(コミュニケーション)のため」と答えた人は男性37.1.%、女性45.1%で、男女ともにこの2つの理由は「行為の目的」TOP3に入っています。
「カラダの触れ合い」がいかに夫婦間のコミュニケーションや愛情表現において重要なものであるかがわかりますね。
そこで今回は、さまざまな事情からレスになってしまった夫婦が、再び「カラダの触れ合い」を取り戻す方法を4つご紹介したいと思います。
1.自分の魅力をワンランクアップさせる

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いまのあなたは、他人からみて魅力的な女性、あるいは男性だと思いますか?
結婚して体重が増えてしまった、化粧っ気がなくなった、家の中では適当な服で済ませている、ヨレヨレの下着をつけている、不平不満ばかり言っているetc…。自分の「いま」が他者からみて「魅力的ではないな」と思うなら、いますぐ自分磨きを始めてみましょう。
結婚して夫婦になったとはいえ、相手を飽きさせない、幻滅させないための努力は必要です。それを怠って「彼が抱いてくれない」「彼女が拒否してくる」なんて嘆くのはナンセンス。
自分の容姿やキレイを保つことに無頓着になっていませんか?パートナーに気持ちのよい態度で接していますか?ニオイやムダ毛に無関心になっていませんか?いつも不機嫌で不満ばかりいっていませんか?
魅力的ではない相手とカンケイを持ちたくないと思うのは、結婚相手であろうとなかろうと同じです。
日常生活のなかで常に気を張る必要はないけれど、「やっぱりうちの妻(or夫)はステキだな」「誰にも渡したくない」「自分だけのものにしておきたい」と思ってもらえるような自分でいたいですね。