昨今若い女子(アラフォー筆者からすると20代くらい)には、おじさん好きが多いらしいというウワサを耳にするけれど、それは本当なのでしょうか?
確かに筆者も若いころは歳上の男性がいいなぁなんて思ったときもありましたが、それは決して「おじさんがいい」という意味ではなかったもんです。
でも令和時代の20代女子(一部)には、あえて歳の離れた「おじさん」がいいんだとか。確かに、若い男の子や同年代よりはお金を稼いでる可能性も高いし、知識や経験も豊富なことでしょう。しかし、そこではない「枯れてこそ」の魅力に惹かれるとのこと。
というわけで、筆者のまわりは当たり前にアラフォー/アラフィフのおじさんだらけなので、若い女性からのモテエピソードを聞き、実態を確かめてみました!
モテおじさんの「枯れ魅力」とはいかなるものか。いままではわりとぞんざいに扱われがちだった(はず)のおじさんたちのモテ具合に迫ります。
Case1.「道端で逆ナンされちゃった!」

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大輔さん(仮名):デザイナーおじさん(47歳)、独身
1人目は、白髪混じりの少し長めの流れヘアと無精髭にお洒落なメガネが渋さを増している、アラフィフおじさん。職業柄もあり、質のよいニットなどこだわりがありそうなアイテムでのシンプルコーディネートは、清潔感バッチリ。おじさんが嫌われる原因のひとつは清潔感のなさ、とはよくいわれるけれど、ここは合格点な方です。
さて、同年代の女性からの方がモテそうに見える大輔さんですが、一体どんな若い女性から惚れられたのでしょう。
大輔さん(以下、大):「仕事からの帰路、自宅近くにあるバーの前を通りかかったときに若い女性に声をかけられた」
筆者(以下、筆):「え、逆ナン!どんな子?いくつくらい?」
大:「20代前半に見えたなぁ…」
筆:「えー!で、なんて声かけられたの?」
大:「一緒に飲みませんか?って。いやもう帰るとこなんで、って断ったら」
筆:「断ったら?」
大:「ついていっていいですか?って言われた…」
筆:「なんだそれ!その子もまたすごい誘い方だな。で、持ち帰ったと」
大:「ないないない。だって娘くらいの歳だよ。もう帰りなさい、って言っちゃったよ」
筆:「もうハタチ超えてんだから歳は関係ないでしょ」
大:「いやいや、だってなんか怖いじゃん…」
まあ確かに、そんなにストレートに来られたら、おじさんたじろいじゃうかも…。そのまま持ち帰らずに、父親みたいに「ちゃんと帰りなさい」とかいってくるあたりに、逆に父性を感じてキュン!みたいなことはもしかしたらあったのかもしれません。これぞ、すでに枯れた大人の男性にしか成せないこと。
かわいらしい女性だったらしいので、若い男性なら「ラッキー!」とあっさり持ち帰ったりもするでしょう。そして、このような女性から迫られた場合、もしこの女性がうっかりメンタルやばめのヤリマン(注:ヤリたがりウーマン)とかだったら後が大変。面倒臭さ極まりない。
こういう時の危険察知力も、モテてきたおじさんたちの優れた年の功かもしれません。大輔さんは雰囲気のある人で物腰も柔らかな点が、年齢問わず女性からモテるところと推察します。