「レス」の解消法
今回相談してくださったKさんもその一例なのですが、今年のゴールデンウィークは、「もっとエッチをしたい!」というご相談が多数寄せられました。というわけで、ここからは「レスの解消法」についてお話ししたいと思います。
Kさんはレスになっているわけではなかったのですが、「週1回程度で少ないので、どうしたらいいでしょうか?」というお話でした。 答えは「愛される妻になること」、これが本質的な答えです。
わかりやすく、Kさんの事例を見てみましょう。本編をご覧の通り、ご相談時点のKさんは夫に対して「なんで、そんな高い家を買うの?」「えーっ、市川や船橋にしようよ!」と不満を感じていました。もちろん、そういった会話もしていました。
しかし、夫は「俺はこっちのほうがいいと思う」となって、話がまとまらずに相談に至ったわけです。こんなやり取りをしている妻と、夜の営みなんてできますか?できませんよね?
既婚者のレス相談を伺うに、思い出せる限りすべてのお話が、こういった「雰囲気のよくない話し合い」をしながら、「もっとしてほしい!」と不満の形で伝えているのです。
すると十中八九、夫に「それはわかるけど、自然にしたくなるまで待ってほしい」といわれて、保留になったままときが過ぎていくのです。
そして、女性は言葉通りに、ただ待っているのです。…「したい」といっているのに、何も努力をしないまま。とても厳しい話をしていますが(ごめんなさいね)、これが核心です。
結果、何も努力をしていないので、夫は「したい」と思うようになるわけもなく。でも本人はいう通りにしているつもりなので、「待っているのに結局してくれない!」と、また不満をぶつける。だからさらにしたくなくなる…これがレスの無限ループだと、私は解明いたしました。
世間一般には、レスの解消法として家のなかでもメイクしろとか、ミニスカートを履けとかありますが、「一体、いつになったらしてくれるのよ!」と不満をいいながら、ミニスカート履いたところで、「……お前、何やってんだ?」といわれるのがオチでしょう。
もちろん、そういう努力も大事かもしれません。でもそれは、夫に喜んでもらうためにするメイクであり、ミニスカートであるべきです。
そういった、婚活時代に頑張った姿勢を思い出すことができれば、夫に喜んでもらうために「愛情」というスパイスの効いたお料理を作ることができ、夫も笑顔になり、そのときにスキンシップが復活して、そのままベッドへ…となっていく可能性が出てくるのではないでしょうか。
これがいまの私が思う、「レスを解消する方法」です。
こうして思うに、本当にどんな悩みも「姿勢の問題」だと感じます。何か悩むことがあったなら、目に見える、目先のことではなく(例:ミニスカートではなく)、その根底にある自分の姿勢を見つめ直して、それを正して頑張っていきましょう!
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