楽しい営みにするためにすること
相手は行為が正しいのかで頭がいっぱい
大前提として、チェリーくんが営みに対して不安なのは、「相手が気持ちよくなっているか」ではありません。「この行為が果たして合っているのか?」ということしか頭にないでしょう。キスの角度から秒数まで、全工程が普通であるのかもわからない状態のため不安に駆られています。
チェリーくんの行為を優しくサポートをしていきましょう。反対に、執拗にこちらの気持ちよさを伺う余裕がある人はエセチェリーくんの疑いがありますのでご注意ください。
最初は気持ちよさよりも雰囲気を味ってもらう
最初から、挿入やフィニッシュまで到達しなくてもいいのです。交わり合いは何のために行うのか?もちろん快楽のためでもありますが、一番は愛を確かめ合うためですよね。
そのため初めのうちは、肌と肌が重なるだけで、こんなにも興奮したりキュンとするんだ、という感覚や雰囲気だけでも味わってもらいましょう。また、相手にとっては初めての行為だらけで迷う場面だってあります。そんなときは、こちらがやってほしいことを明確に言うとよいです。
愛のゴムは必ず装着する
避けて通れないのが、ゴムの装着です。これはチェリーくんの最難関クエストと言っても過言ではありません。装着には少々のコツと慣れが必要となってくるため、初めののうちは、さりげなくお手伝いをしてあげましょう。
「そんな難関クエストを初めからやらせるなんて可哀想!最初は生でも…」なんて思ってはいけません。子どもを作るなどの前提なく生で行為をするといのは、離乳食からキャビアを食べさせるようなもの。避妊・性病などリスク管理のためにも、愛のゴムはしっかりと装着しましょう。
注意!NGワードとNG行動
童貞であることをネタにしない
相手は自分がチェリーくんであることを気にしている可能性があるため、からかったりしてはいけません。相手がチェリーであることをネタにしてきたとしても、それはパートナーが本当にチェリーを嫌がっていないかを確かめるために言っているのかもしれません。
そのため、自虐された場合でも「まあ、私が初めてになれて嬉しいけどね」などのアフターフォローを怠らないようにしましょう。言うなれば、チェリー君は「取扱注意」のお届け物と同じ扱いをするべきでしょう。そもそも本人がコンプレックスだと感じている・いそうなことに関して、他者がネタにすることはNGです。
すべての指導をしない
前述で、チェリーくんが彼氏であるメリットとして、あなた色に染められる点があったことを覚えているでしょうか?もう忘れてしまったかたは、最初から読み直した後、この記事を写経するとよいでしょう。
チェリーくんは未経験白紙状態であるため、あなたからいろいろなことを吸収していきます。しかしここで1から10まで指導してしまうと、あなたが言ったことしかできない、受け身男になってしまいます。
こちらがやってほしいことは明確に誘導し、あとは相手に探らせ、自ら伸びる機会を持たせるのがよいでしょう。
鬼コーチのような立場にならない
「私が彼をいい男にしなきゃ!」という使命感に駆られ、ありとあらゆる技術を教え込み、会う度に練習試合を開催するような鬼コーチになってはいけません。
指導ではなく、サポートという形がいいでしょう。そしてサポートする際も、恥じらいや可愛さを見せることは、忘れないようにしましょう。