男側が女側に見切りをつけるとき
では、もう何があっても、完全に復縁できないパターンはどういうものかというと、男側が女側に見切りをつけたとき。自暴自棄、散財、過度な依存心、酒癖、嘘をつく、浮気症…一緒にやってけない、自分を男性としてダメだと感じさせるような関係は男性が見限ります。
こういう状態になったときには、男性はもう何があっても、女性のところに戻ることはありません。だから逆に言えば、このくらいヒドイ状態でなければ、男性は女性を見限らないと言えるかもしれません。
女性は繋がりを重要視する生き物。会う頻度、会話の頻度、接触の頻度を「愛情のバロメーター」にします。だから会ってなければ「別れたも同然」のように思うこともあります。
しかし、男性は違う。すべては「気持ちのなか」にあるので、ハートの真実が見えにくいんですね。
…いろいろ書きましたが、わたしが思うに、世のなかで「復縁しました!」と言っているかたがたは、そもそも完全には切れてはいない関係だったのではないかと思うのですね。要するに「縁が復活」したわけではなく 「(水面下で)縁が続いていた」 ということ。
いずれにしても恋愛では、「もうこの先誰かと出会える自信がないから」と不毛な関係に執着してはいけません。どんなに頑張ってもうまく行かないのなら、それが答え。相手との学びがまだ終わっていなければ、どんなに別れたくても別れないものです。
復縁というのもひとつの選択ですが、自分に愛を持ってみたときに、そこに戻ることがいいことかどうかぜひ見極めてほしいと思います。
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