こんにちは、ライターの薗芽花(その・めいか)です。今回は、「お金の貯め方」についてお話したいと思います。
新型コロナウイルスの影響もあり、これまでと比べて企業の業績や経済状況が大きく変化している、いま。みなさんの収入にはどんな変化がありましたか?
日本トレンドリサーチが男女2,300人を対象として2021年3月に実施した「収入・支出」についてのアンケートでは、66.7%のかたが「変わらない」と回答。その一方で、「減った」と回答したかたは30%にものぼりました。
ニュースを見ていても、「収入が不安定になった」あるいは、「実際に困窮している」というかたも多くいます。
いま、「変わらない」「増えた」というかたも、今後予期せぬことが起こらない保証はありません。いまお金の使い方について見直さないと、将来困窮した生活を送る可能性だってあり得るのです。
こんなご時世、何かあったときのためにお金を貯めておいて損することはありません!そこで今回は、「手取り25万円、1年間で100万円貯金した私」が、お金の使い方と貯金の仕方のポイントをお伝えします。
1.決まった金額しか使わない生活を送る

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手取り25万円のOL時代、私は1日に使う金額を1,400円と決めていました。
1カ月の生活費の詳細は、1日の出費=1,400円×30日で4万2000円、家賃=7万円、被服費や美容費=1万5000円、携帯や通信費・雑費=3万円です。
残りの9万3000円を12カ月間貯めていくと、貯蓄額は111万6000円になります。これで、年間約100万円以上を貯めていました。
しかし、この生活にもちょっとしたテクニックがあります。それは、できるだけコンビニは使わないこと、衣料品はブランド品ではなく総合型ショッピングセンターやスーパーの衣料品売り場でそれなりのデザインの洋服を見繕うなどです。
最初のうちは窮屈に感じるときもありましたが、慣れてくると楽しく、某大手スーパーの売り場でゲットした洋服を「その洋服、どこのブランドで買ったんですか?」と後輩に聞かれたときなどは、自分の節約テクニックが上がってきたと実感できる、楽しい瞬間でもありました。
また、スーパーはコンビニと比べると安いお弁当でおなかいっぱいになる量のものが多いので、金額的にもお腹の空き具合も満たされるのでオススメです。一人暮らしで自炊が苦手なかたは、ぜひスーパーを上手に活用して買い物をしてみてくださいね。
携帯のキャリアを格安スマホに変更する

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みなさんは、どこのキャリアの携帯を使っていますか?キャリアとは、携帯電話の通信サービスを提供する通信事業者のことで、docomoやau、SoftBankなどが挙げられます。
最近はどこの携帯会社も、基本料金プランの価格競争が激しいですよね。私は、携帯電話を「格安スマホ」に変えるとよいと考えています。
格安スマホとは、上記に挙げた大手通信会社に比べて月額費用が安く利用できるスマートフォンのこと。スマートフォンの端末と格別に安いSIMカードをセットで購入することでお得になるんです。
スマートフォン、タブレット、携帯電話、通信、インターネットに関する市場調査や消費者動向を調査しているMMD研究所によると、大手キャリア3社へ支払っている月額の平均は8,312円ほどとのこと。一方格安SIM携帯の平均は、月額4,424円でした。
その差は、なんと1カ月で3,888円。年間に換算すると、4万6656円もの節約になります。このお金は、預貯金や少額投資にまわすことで、自分のまわりのお金の回り方が、グンと違ってきます。ぜひ試してみてください。