こんにちは。恋愛相談教室などで1万2000人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。
夜の営み。その最大の喜びであり幸せなことは、「一緒にいくこと」という人も少なくないと思います。しかし、です。一緒にいくことができないカップルは、かなりの数いらっしゃるように感じます。
そこで、今回は「ふたりが一緒にいくために大切なポイント」をお話します。
一緒にいくために必要な2つのポイント

image by:Unsplash
まず初めに、「一緒にいくために必要なことは何か?」を考えましょう。簡単なようですが、きっとこんなことを「理論的」に考えた人はいないのではと思います。
一緒にいくための条件となるのは、以下の2つ。
- ふたりともいくことができる
- どちらか、または両方がいくタイミングをコントロールできる
つまり、この1と2を同時に満たさなければ一緒にいくことはできません。そこで、順に考えます。
ここからは、女性がいけるようになるためのポイントと、いくタイミングをコントロールできるようになるためのポイントをお話しましょう。
女性がいくためには…

image by:Unsplash
実はいけないという女性、多いですよね。まずは、このご相談をご覧ください。27歳のかたからのご相談です。
「私は、いままでに何人かの男性と体験してきました。いまの彼はいままで付き合ったなかで一番上手に愛してくれていると思うのですが、いけないんです。こんなに気持ちよくなるのにいけないので、彼に申し訳ありません。
彼は私がいっていると思っているようですが、本当はいっていないんです。でも、そんなこといまさら言えません。どうすればいいのか悩んでいます」
このかたに、私はこんなお返事をしました(掲載にあわせ、加筆修正をしております)。
解決の糸口は、彼にまだいったことがないと伝えることです。
私も大学時代、同棲していた彼女がいっているものだと勘違いをしたまま過ごしていた時期がありました。つまり、彼女は演技をしていたのです。
もちろん、それをさせてしまっていた私にも責任はありましたが、隠すと「隠している」という罪悪感から、ますますいけなくなるものなのです。
こういうお話は男でも同じです。たとえばカラダを重ねていて、ちらっとでも「あぁ、きょうは疲れてるな。ツライな」と思うと、もういけなくなります。
それどころか、営みそのものができなくなることもあるのです。そして、「まずい!頑張らないと!」と焦れば焦るほど泥沼に落ちてしまうのです。
この心境は、「いかなければ!頑張らなければ!」と思う女性がいけないのと、同じように思うのです。
こんなとき私はこうします。「ごめん、きょうはちょっと調子悪いみたい…」と正直に言うのです。
「えっ?そんなことしたら…」と思われるかもしれません。しかし、それで怒る人はいません。「いいのよ」と優しくしてくれるものです。
すると今度は、「ありがとう、心が通じ合ってるなぁ」と思えて嬉しくなり、ちゃんと頑張れるものなのです。
恋も営みも二人でするものです。問題を一人が抱えこむと解決するものも解決できなくなります。
昔の私の話、彼女が途中で告白してくれたなら、どうにか解決できたのでは…と思います。少なくとも、二人で頑張れたことは間違いないですよね。
「まだいったことがない」と告白したことによって、怒る男なんていないと思います。万が一怒ったりする男なら、もともとそれまでの仲ではないでしょうか…。
一日も早く、彼に相談するのがいいと思いますよ。そんな回答をしてからしばらくたって、こんなお返事が届きました。
「先生の彼女がとった行動を私もしていたんですよね。そして、先生からのアドバイスどおり彼に告げてみました。そしたらいけました。いけたんです!ありがとうございました!」