みなさんこんにちは、スピリチュアルカウンセラー/ヒーラーのみちよです。
「恋愛を求めているけども、気づくと好きになった男性には家庭があって…」というお話、よく聞きます。
読者のかたのなかにも、「既婚者を好きになったとしても、その家庭を壊そうとも思っていない。でもすごく好きになってしまったので、気持ちをそこから離すことが難しく、毎日苦しい…」という経験をされている人もいらっしゃるかもしれません。
好きになった人が「たまたま」既婚者だったということもあるかもしれませんが、いつも恋愛すると決まって既婚者だったというケースもありますね。
「いつも既婚者」のパターンを持つ人は、意識のレベルから見ると、だいたい2つくらいの理由があったりします。きょうは、なぜか既婚者ばかり好きになるかたの潜在意識についてお話ししましょう。
1.家庭を持つことに抵抗がある

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親が支配的だったり、夫婦仲が悪かった、だらしない、ネグレクトなど、実家での悲惨な体験が残っていて 「自分もああなってしまうのではないか…」という恐れがあると、家庭を持つ=結婚を避けるようになることがあります。
結婚は避けたいけども、誰かに求められたい、誰かと気持ちを通い合わせたいと思っているときには、「恋愛」は求めても、その先の「結婚」に至らない相手を選んでいるのです。
2.男性を信じられない

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上記のような環境で育った人のなかで、お父さんに可愛がられなかった、横暴な父親だったというように、「男」というイメージを幻滅させるような経験をしている人は、潜在的に「男性不信」になっていることがあります。
信じられないから、親密になる相手(独身者)とは一緒にいることが怖いけど、既婚者なら安心してそばにいられるという意識、そして既婚者という「何かをしっかり背負っている」=理想の父親像を求めて既婚男性に惹かれてしまうということも。
そして潜在的に男性不信がゆえに、未婚の人と恋愛をしても、自分からぶっちぎって関係をダメにすることもあるかもしれません。
その度に自己嫌悪に陥ったり、自信をなくしたりすることもあると思います。このような場合は「たまたま」ではなく、潜在意識が選んでいるのですね。
既婚者を好きになるのは理由があるのです。
もちろん一度好きになってしまった相手ですから、既婚者とはわかっているけども、その関係が進展していかないことに苦しみしか感じないかもしれません。
でもこのようなケースに該当する場合は、同時に「心のどこかで安堵している」という部分も見つけてほしいと思います。
頭では、「やっぱりこの人がいい!」と言っているけども、その反面、恋愛においては相手が誰であっても「絶対うまくいかない」と決めつけている自分がいて、今回好きになった相手は「自分がうまくいく・いかない関係なく、既婚者だから仕方がない。自分のせいではないのだ」とホッとしている部分もどこかにあると思うのです。
ここは、本当に頭と意識の葛藤なのですけども、本当のあなたは、「既婚者との恋愛で苦しい…」と言っている自分ではなく、その奥にいる堂々と恋愛で前に進めなくて 「愛されたいけど怖いよ」 と言っている姿なのです。
そんな風に捉えてもらえると、「なぜいつも既婚者ばかり好きになるのか」 の理由がわかるかもしれません。だから自分を責めたり罰したりせず、既婚者を好きになる意味をそのまま受け入れてみてください。
魂では、いまはそんな風に「既婚者を好きになる」経験を通して、自分を辛かった意識から解放するきっかけを作ろうとしています。
相手がどの人であっても、人を好きになることは素敵な体験です。そして、もれなくハートが開かれます。この世界に同時期に生きる誰か好きになった自分を、あなた自身が好きになってあげてくださいね。
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