こんにちは。『自分キラキラ!夫に振り回されない私になるメルマガ』の著者で、カウンセラーのサトウエイキです。
僕がカウンセリングでお話していると、クライアントさんの性の悩みには、大きく分けると2つのことがあります。それは、「夫が全然相手をしてくれない」ということと、「夫がすごく誘ってきて、相手をするのが大変」ということ。
そのほかにも、「HなDVDや本をたくさん隠し持っている」とか、「出会い系サイトに登録している」、「変わった性癖がある」、「浮気してヨソの女性としている」などの悩みを持っている女性も多いです。
「夜の営みは避けて通れない=必要」といった考えを持っている人にとっては、夜の営みは夫婦のスキンシップのひとつとして、とても重要だと言えるでしょう。
なぜなら“それがないことで”夫が浮気をしたり、「自分に魅力がないのかな」「わたし、もう愛されてないのかな」という思いになってしまいがちだから。そこできょうは、「夫婦の性」をテーマにお話しします。
性の話は恥ずかしい?

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日本は、先進国のなかでは性教育が遅れています。子どもの前で夫婦でチューをするということははばかられるし、“性的なこと=恥ずかしいこと”というような風潮もあるので、どうしても表立って話ができないですよね。
しかし、女性にも男性にも性欲はあるし、それが女性としての魅力や男性としての渋さの一端を担うと思うのです。
実際、世の中の雑誌(普通のフッション雑誌)でも、テレビでも、(グラビアアイドルも含めた)アイドルや俳優は、彼らの魅力のひとつとして色気なども表現されています。
それが夫婦になったり家族になったりしてしまうと、日本では途端にそういった話がタブー視される傾向にあるでしょう。
でもその一方で、世の中では性的な本やDVDは山ほど作られているし、そうしたお店も都会にはいっぱいあります。
だから外国の人たちは、日本に来ると子どもが出入りするコンビニや本屋であからさまにそういう本が売っているのを見てビックリするそうです。
タブー視される代わりにそうした情報があふれているって、何だか、かたよっている感がありますよね。
つまり、ここで何が言いたいかというと、風俗産業が男性を悦ばすものであり続けている+家庭で(夫婦で)そうした話がしづらい状況にあるのではないかということです。
そんな世の中なので、「ベットではこうしてほしい」ということも、「1カ月に1回じゃなくて週に1回してほしい」ということも言いづらいし、夫からも「こうしてほしい」「こんな風にしたい」と言いづらい現実があります。