夜の営みの目的は?

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でも、夜の営みは子どもを産むため“だけのもの”ではありません。
お付き合いのときは気持ちも高まっているし、当時は若かったから燃え上がったかもしれませんが、結婚して夫婦になり、家族になり、そして子作りが落ち着いたら、今度は夫婦のスキンシップのひとつとしての役割があるわけです。
ちなみに世の中の夫たちのなかには、奥さんとの夜の営みが「ないor少ない」と、それを満たすために奥さんとの営みではない方法でそれを満たそうとする人もいます。
だからもしあなたの夫が、夜のお店や出会い系サイト、不倫や浮気、性的な本やDVDのいずれかのことをしていたとしたら、それは夫の性的なことが満たされていない、足りていないという可能性が高いです。
実はそれだけ、夫の欲求は強いし、しかも妻を愛していればいるほど、「妻と夜の営みもしたい!」という思いも持っています。
そのなかで、過去にあるクライアントさんが夫が「そんなに欲求不満なら、ソトで(風俗で)満たしてきなさいよ!」と言ったことがありました。
ところがその夫からは「なんでそんなこと言うんだよ!?オレは君だからしたいんだよ!」「君以外の女とはしたくないんだよ!」という言葉が返ってきたのです。
僕はそのエピソードを聞いて、「なんて一途に妻を想っている旦那さんなんだろう…!」と思ったのを覚えています。つまり、そのクライアントさんの、夫への言葉は、知らず知らずのうちに彼を傷つけていたわけです。
夫婦の営みはエロくない?

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いくつになっても、そうした夫婦の営みは大切です。もしあなたに夜の営みに対する抵抗や反感があるとしたら、それはかたよった性教育や何らかの偏見・思い込みがあるのかもしれません。
そうは言っても、気が乗らないというときもありますし、子育てや仕事で疲れてて夫の相手なんてできないという場合もあるかもしれません。
「その気持ちを察してほしい」というかたもいるかもしれませんが、男性の僕からすると、多くの男性の「察する」という能力は非常に低レベルです(笑)。
なので、夫に対しては夫にわかるような表現や言葉で説き伏せるということがもっとも効果的。
そこで、今回のあなたへの宿題は「夫とスキンシップをとってみる」です。もちろん、夜の営みじゃなくてもいいです。手を握ったり、肩をもむのも立派なスキンシップですから。