レスの悩みが意外と多い

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クライアントさんのなかには、「夫とずっとしていません」とか「私が勇気を出して誘っても、疲れているからと断られます」というように、妻側が夫への働きかけを頑張っているという人がいます。
逆に「ぶっきらぼうで不機嫌な態度を取られていたけれど、実は夫がよその女性と浮気していました。だから私とはしないのかと思いました」「夫はどうやら風俗に行っているらしく、スーツのポケットからお店のカードが出てきました」というものもあったり…。
こうした夜のお話は、どうしても、「エロい」とか「スケベ」とか「不潔」という感じで、おおやけの場では“言えない・言わない話題”となっていると感じます。でも、夫婦にとって夜の営みは大切です。
というのも、先ほどお話した通り、夜の営みは子づくりだけが目的ではなく、コミュニケーションやスキンシップという大事な目的があるから。なので、ここからはその辺りをお話ししていきます。
夫婦の夜の営みは必要か?

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夫婦の営みは、結論から言うと場合によっては必要だと思っています。
夫婦のコミュニケーションには、会話、家族でお出かけ、手をつなぐ、キス、カラダを重ねるなどさまざまなパターンがありますね。
でもそのスキンシップのなかで、もっとも心とカラダの繋がりを感じられるのが夜の営みだとどちらかが思っているのだとしたら、その機会が少なかったり、ないというのは非常によろしくありません。
ご相談を聞く限り、夫の性欲は妻が思うより強い。そして、女性にもスキンシップがしたい、抱かれたい、守られたいという欲求はあるわけです。
それなら、やはり性的な話をタブーとして避けるのではなく、話し合ってみる。そして、夫とスキンシップをとってみる。そうすれば、互いに愛を深められるのではないでしょうか。