こんにちは。男女が癒し合い、高め合い、元気になれる「真実の性」を伝え続けて18年。真実の性の語り部こと夏目祭子です。
私のメルマガ「真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』」では、夫婦のどちらかが“カラダのつながり”を望んでも、どちらか断わる理由について深掘りし、その解決策をお伝えしてきました。
今回はそれらに比べて、あまり問題が表面化しにくいケース「どちらからともなく、しなくなっている」という3つ目のパターンについて深掘りしていきます。
欲求不満ナシのレスカップルが問題になる場合の2つのタイプ

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このパターンの特徴は、特にどちらかが我慢しているわけではないので、悩みとしては表面化しにくいというところ。
たとえば、次の2つのようなタイミングでレスを解消したくなった場合に、はじめて「問題」となります。
1つ目は、次の子どもがほしいので性生活を再開したいけれど、お互いに「いまさら感」があって、キッカケをつかみにくくなっている。
最近増えている「第2子不妊」には、このタイプのカップルもかなり含まれているのではないかと思われます。たいてい女性側の年代が、30代から40代はじめごろまでに当たります。
次に、出産・子育ても一段落したころに、女性が「自分は女としての喜びを味わい尽くしていないのではないか?このままで人生が終わるのはもったいないのではないか?」と、より深い夫婦のつながりを求めたくなった。
このタイプは、女性が妊娠可能年齢を過ぎて更年期に入るころから、ホルモン変化に伴って心境の変化が起こるのだと考えられます。40代後半から50代の女性に当てはまります。
いずれも、夫婦がお互いに「出産後何となく」といった理由で、自然にレス状態が当たり前になっていたケースが多く、2人とも営みそのものに対する欲求が、人生の優先順位の高いかたではなかったと言えます。
そのため、いざ「性行為としっかり向き合わなければ」というニーズが生まれたときに、「もっと若いころは“勢いでできた”けど、いまさらどうしたらいいのかわからない」と立ち往生する人が少なくありません。
この2つのタイプは、年齢層と性生活を再開したい理由が異なりますので、その根本原因と対策をそれぞれお伝えしていきますね。