こんにちは。男女が癒し合い、高め合い、元気になれる「真実の性」を伝え続けて18年。真実の性の語り部こと夏目祭子です。
私のメルマガ「真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』」では、夫婦のどちらかが“カラダのつながり”を望んでも、どちらか断わる理由について深掘りし、その解決策をお伝えしてきました。
今回は、第一子を出産した後にレスになった夫婦の話。一時は不倫に走った夫を、「結婚史上、いまが一番幸せ」と話すマイホームパパに変身させた妻の行動をご紹介します。
レスでも「スキンシップ」はほしい妻

image by:Unsplash
結婚10年を迎えたEさんご夫婦は、子どもが2人産まれたあと、慢性的なレス状態が続いていました。
子育て疲れもあって、行為そのものにはそれほど積極的ではなかったEさんも「もっとスキンシップがほしい!」という思いはあり、夫にその大切さを訴えていましたが、夫はなぜか乗ってくれず、触れ合いのない日々が続いていました。
でもそれ以外の面では、誠実で気が優しい夫を信頼しきっていました。
変わってしまった夫と、誘惑された妻

image by:Unsplash
そんな夫が変わり始めたのは、収入を上げるための転職を決行したあと。
決して要領のよくない夫が、努力して家庭を後回しにする仕事人間に徹した結果、稼ぎも増えていったのはいいのですが、いつしかEさんに対する態度が優しくなくなり、別人かと思うような冷ややかな顔を見せるようになったのです。
さらに以前はなかった泊りがけの出張が度々入るようになり、「会社に夫を取られた」ような気分を味わっていました。
そんな寂しさを味わっている最中に、タイミングよく知人の男性からEさんを好きだと告白され、関係を求められそうになる事態が発生!しかも、相次いで2人の男性からという「謎のモテ状態」に!
それは、Eさんの内側から「寂しい。もっと構ってほしい」というエネルギーが漏れていたからかもしれません。
思わずその相手に頼ってしまおうかと心が揺れたEさんでしたが、「全身全霊の交流のようなまぐ合いができる相手とじゃなきゃ交わりたくないな」と感じ、「私はやっぱり夫が好きだから、その相手は夫であってほしい。この人を夫の代わりにするのは失礼だ」と考えて、誘いを断ることができたと言います。