マッチングアプリで出会った人を好きになったことはありますか?
最近、オンラインから始まる出会いも主流となってきましたが、相手のことを知らないまま関係が発展すると、思いもよらない出来事が起こることも…。
今回ご紹介するのは、当時恋愛経験が一切なかった堀田エミリ(26歳・仮名)さんのエピソード。堀田さんは「人生初の彼氏が、まさかクズ男だとは思わなかった」と心境を語ります。
憧れの東京に上陸!

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堀田さんは、当時23歳。鹿児島の大自然ですくすくと育ち、無事大学を卒業。憧れの東京で就職先が見つかり、上京することになります。
「いままで一度も東京に行ったことがなく、映画やテレビで見るような煌びやかな世界を想像し、上京するのを楽しみにしていました。ですが、いざ東京へ行くと人も建物も想像と全く異なり、ワクワク感よりも恐怖のほうが強かったのを覚えています」
そして一番困っていたのは、知り合いがいないこと。東京に来たものの、入社までの1カ月間は不安が募ったそうです。
「何をするにも一人だったので孤独で…。友達とおしゃれなカフェやショッピングに行ってみたいなと、陰ながら思っていました。そこで友達づくりにと、マッチングアプリを入れてみたんです」
友達探しで始めたマッチングアプリ

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堀田さんは友達がほしくて、はじめてマッチングアプリをインストールすることに。
マッチングアプリを使用する人の目的ははさまざまなのですが…何も知らない堀田さんに、何が起こるのでしょうか。
「さっそくマッチした男性が一人いました。彼は毎日メッセージをくれて、やっと友達を見つけたとウキウキしていました。
LINEを交換し、すぐに会うことに。人生で一度も恋愛をしたことがなかったので、そのときは単純に友達として会ってくれるのだと思っていました」
本当に友達なのか、それともそれ以上の関係としてなのか…。相手のことをよく知る前にすぐに会いたがる人は要注意かもしれません。
「夜に会おうと言われていた時点で、少しは疑うべきでしたね。ですが、当時は何も思わずに居酒屋でお酒を飲みながら、話していました」
そして案の定、彼が動き出します。
「彼が下ネタを話題に出してきたんです。ですが、私は何も経験がなく全然おもしろいこと言えなくて。そもそもどうやって付き合うの?というところから知らないので。
ですが、逆にそれがウケたみたいで、新しい人と出会ったと喜んでくれました。そして、その日は何もすることなく健全に帰宅しました」