気になる人や恋人とのベッドイン。甘い思い出を持つ人がいる一方、最悪な思い出となっているという人もいるようです。
これまで3回にわたって、4人の女性が経験した「最悪なベッドイン」のエピソードをご紹介してきました。
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今回は、同棲中の彼氏と別れを決意したEさんのお話をご紹介します。
点数つけたがり男にげんなり…じゃあ元カノとヨリ戻せば?

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「Eちゃんは、10点満点だと6点だからもう少し頑張ってほしい」
ある日部屋でくつろいでいると、同棲中の彼氏に突然そんなことを言われたEさん。Eさんは何に対して点数をつけられたのか理解できず、首をかしげる。
「何の話だ、って思ってる?夜の話に決まってるじゃん」
「はあ…」
彼氏はソファーの横に腰を下ろして、突然スマホの画面を見せてくる。そこには「男を気持ちよくさせるテクニック10選」と書かれたサイトが。
「これ読んで勉強してよ。今夜さっそく実践してみて?」
意味がわからないと思いつつ、ひととおりサイトに目を通す。「こんなことまでしなくちゃいけないの?」と思うような内容に、私はびっくりした。
アラサーだが経験人数はそれほどなく、あまりプレイもうまくない…と自覚していた私は、彼氏に言われたままそのサイトの内容を頭に叩き込んだ。
そしてその日の夜。
「はい、やって」
ベッドの上にゴロンと全裸で寝転がる彼氏。
「きょうは私がやるの?」
「うん、さっきのサイトで勉強できたかどうかテストするから」
なぜテストなんてされなければいけないのだろうと、疑問が一瞬頭をよぎる。それでも彼氏に喜んでもらおうと、Eさんは渋々彼氏の身体に触れ始めた。
「あ~、全然ダメ」
「えっ、と。どんなところが?」
「はぁ。勉強したんじゃないの?元カノはもっと上手にできてたよ。Eちゃんにも見習ってほしいくらい」
突然現れた「元カノ」という言葉に思わず胸がチクリと痛む。
「元カノはマジで、テクニックがあってさ〜。たとえば…」
それから彼氏は元カノのテクニックについて延々語りだす。挙句の果てにEさんのプレイを指摘して「元カノならもっとこうしてた」「元カノのときはこうだった」と比べだした。
「ねえ、いま元カノって関係ないよね」
「関係ないかもしれないけど、見習ってほしいから教えてやってんじゃん。下手だと俺に捨てられちゃうよ?いいの?」
その瞬間に別れを決意したEさんは、1週間後に同棲も解消した。そんなに相性がよかったなら元カノとヨリ戻せばいいじゃんと伝えたとき、彼氏が何か言い訳をしていたが、もう何も覚えていないそうだ。
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