恋愛相談教室などで1万2000人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。
きょうのお話は、先日ご紹介した「交際2年。でも、レス期間も2年」という状態で頑張っていた生徒Sさん(28歳)のその後のお話。
このふたり、ついに決着が着きました。結論から申し上げると、納得できる復縁の末、彼にプロポーズをしてもらったそうです!
Sさんはその場でお受けして、ふたりは晴れて婚約者となりました。彼がご両親に挨拶してくれ、言葉だけではなく行動も伴っています。
これまでの経緯をおさらい!

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Sさんカップルは、約2年前にお付き合いすることに
交際当初は月に3~4回程度カラダを重ねていたのですが、3カ月もしないうちになくなり、ほぼ2年間レス状態。Sさんは何度も「したい」と伝えてきましたが、それでも彼が応えてくれることはありませんでした。
その後、Sさんは問題を解決するために
- どうして2年もしてくれなかったのか
- その間、何度もアプローチしたり話したけれど、なぜスルーしたのか
と何度も彼に聞きました。しかし返ってきたのは、「特にしたいと思わなかった」「自分はしなくても幸せだった」など、「一応理由にはなっているけれど、納得いかない話ばかり」でした。
ですが、Sさんが諦めずに真剣に向き合い、何度も聞くことで、「自信がなくて正直逃げていた」と初めて本音を口にしてくれたのです。
こうして、「納得のいく答え」をふたりで共有し、「本当の意味で」問題を解決することができました。そして、1月末。Sさんはプロポーズしてもらったのです。
ではここで、問題です。これからのSさんにとって、大事なことは何でしょうか?
それは、「もうこの話は一切しないこと」です。解決したわけですので、ふと気になったとしても、もう言わない。これが大事です。
本音を言わなかった、彼の心理は?

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ところで、「どうして彼は本音を言わなかったんだろう」と感じたかたもいらっしゃると思います。
それは、彼は「本音を言っているつもり」だったのだと思います。これまで、僕は「彼は甘い」と指摘していましたが、それが答えだと思います。
「彼としては向き合って、本音を言っているつもりだった。でも、言えていなかった」ということです。
「しているつもりだけど、できていなかった」という経験は、誰にもあると思います。そういうことだと思ったらよいでしょう。