漠然とした不安を抱え、日々なんとなく気持ちが落ち着かない。どうしたらもっと幸せに生きられるんだろう?コロナ禍でステイホームの時間が増したことにより、自分の中にあった数々の「不安」に気づいた人も多いでしょう。
不安を感じるからこそ、より良い結果、幸福を求めたくなるもの。いまある閉塞感を抜け出し、幸せな未来を手に入れるには、どうしたらいいのでしょうか?
今回、人気メルマガ『“青森の神様 木村藤子” あなたに幸福をもたらすメールマガジン』の著者であり、全国的に有名な霊能者の木村藤子さんが、本気で幸福を掴むための術、考え方を教えてくれました。
「因果の法則」を利用した、幸福になれる生き方とは?

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「因果の法則」というものをご存じでしょうか。
すでに知識としてお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に説明するならば “原因があって結果がある” ということです。
この世界はすべてこの因果の法則で成り立っています。
人間が作った社会システムだけではなく、この世界そのもの、つまり森羅万象すべてに原因があるのです。
“自己責任” と聞くと、みなさんはどのように考えるでしょうか?
「自己責任なら、責任が持てる行いをしなければ」と思う人もいれば、「自己責任なら、何をやってもいいんだ」などのように、真逆の考えを持つ方もいらっしゃるでしょう。
この仕事を通して鑑定してきた方々の中には、責任感がとても強い人もいれば、自分の失敗を人のせいにしたり、自分を守るためのウソを平気でつき、そんな生き方こそが「世渡り上手な生き方」と信じて疑わない人もいました。
正しい正しくないは別として、人間ですから人それぞれの生き方があります。
しかし、この世界を支配するのは因果の法則である以上、「幸福になれる生き方」というものがあります。つまり、自分の言動によってよい結果を生むことができるということです。
健康的な生活をしていれば(事故などのリスクを除けば)、不摂生をしている人よりも長生きできる可能性は高まる。仕事で頑張って数字を出せば出世できる。協調性を保って思いやりを持って人に接すればよい人間関係が築ける……etc。
あなたが生まれてきたこの世では、自分がどんな行いをするかによって未来(生きている間の未来から、転生して生まれ変わる来世までの未来)が決まるのです。
もちろん、持って生まれた運命というのもありますし、行動したからといっていつでも望むような結果が出るわけではありません。しかし、運命を自分の力で変えていくことは十分に可能です。
表層だけ見れば、人間は生まれながらにして不平等です。
お金持ちの家庭に生まれれば衣食住に不便することもなく、大学にも行かせてもらえ、留学だってしようと思えばできるでしょう。
逆にお金に余裕のない家庭に生まれれば、衣食住で不便することだってあるでしょうし、大学に行きたくても行けないといった状況も出てくるでしょう。
このように、人間は生まれながらにして(社会的な)スタート地点は違うのですが、幸福な人生を過ごせるか否かは、生まれた家の環境や裕福かどうかよりも、自分自身の性格(内面)を正しく把握できるかどうかにかかっています。
自分の性格の欠点を素直に受け止めて改善していくことができなければ、家が裕福でも、家庭環境がいくらよくても、欠点に気づけないまま人生を過ごしてしまうことになります。
だからこそこの人生、自らの手で切り開いていかないといけないと思いますし、自らの手で切り開いていけるのです。
ただし、気をつけなければいけないことがあります。
人間というのは楽なほう楽なほうに進んでしまう生き物ですから、どこかひとつ自分の欠点を直すことができるとそこで満足してしまって、まだまだある欠点を直す努力を怠ってしまうのです。
いくら運勢が上向きになったとしても、まだまだ残っているカルマを直していかなければ、家の中にずっといてテレビを観ているだけでは何も起こらないように、行動を起こして努力しなければよい運勢は続きません。