不倫や浮気がバレるきっかけは人それぞれ。「LINEでのやりとりが見つかった」「密会中に鉢合わせた」などはよく聞きますが、とんでもない出来事を語ってくれたのは、大河美里(31歳・仮名)さん。
「不倫相手とベッドでイチャイチャしてると、警察が入ってきました。半裸状態で取調べを受けるというなんとも恥ずかしい瞬間でした」
なぜ不倫現場に警察が入ってきたのか?美里さんのエピソードを詳しくご紹介します。
幸せそうに見える夫婦、しかし問題が…

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結婚3年目を迎える大河さんは、夫と平和に暮らしていました。しかし、ひとつだけ問題が…。
「経済的にも時間にもある程度余裕が出てきて、特に不満もなく結婚生活を過ごしていました。ですが、レスだけは引っ掛かるところで。
夫と付き合ったころから数えると7年間は一緒にいるので、夫との夜の生活は次第に減っていき、いまではほぼ0に近い状態となりました。私は、昔のように満足できたらと思っていたのですが、夫はもう私のことを女性として見てないのだと思います」
カップル間のレスの問題は珍しくなく、どちらかが不満を抱えたり、我慢しなければいけない場合が多くあります。大河さんは、寂しさを埋めるために夫以外の人を探し求めます。
「ある日、学生時代の友人と久しぶりに飲みに行きました。そこで彼女が連れてきた男性Kと意気投合し、連絡先を交換したんです。これがきっかけで、毎日連絡を取り合う仲となりました」
大河さんとKは次第に仲が深まり、仕事終わりに会うようになりました。
「Kは独身の30歳で、年齢が私と近いことからも親近感がありました。Kに対して恋愛感情は抱かなかったのですが、どこかでつながりを求めていたと思います。そして仕事帰りに彼と飲んだ後、初めて一線を超えてしまいました」
定期的に会う関係に

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不倫関係となってしまった大河さんとKは、その後も定期的に会う仲となります。
「Kとは最寄駅が一緒なので、気軽に会える距離だったんです。もちろんKとの関係性について、夫にバレたら離婚になると思っていたので、基本的に外で会うことはありませんでした」
大河さんは毎週のようにKの実家に行き、二人の時間を過ごしていたといいます。
「私は夫と同棲、Kは実家暮らしだったので、平日の仕事後に彼の実家に行くことがほとんどでした。
彼のお母さんはパートで深夜まで働き、お父さんも仕事で忙しく帰りが遅かったんです。なので、ちょうどご両親がいない時間に行って、カラダの関係を築いてた感じですかね」
大河さんの夫は特に疑うことなく、ある意味順調に不倫関係は継続していたとか。
「寂しさを埋めてくれればよかったので、いわゆる都合のいい関係でした。夜の時間帯には家に帰っていたので、夫は特に疑った様子は見せませんでしたね。なので、誰にもバレることもなく半年ぐらいは過ごしてたかなと」
ふたりの部屋に警察が押しかける!?
大河さんはいつも通り、仕事帰りにKの実家へ行きます。ですが、その日だけはいつもと違いました。
「その日は金曜日だったんです。お互いに次の日は仕事が休みだったので、Kと乾杯しました。ふたりで楽しい時間を過ごしているうちに、時間を忘れてしまい気づいたら深夜前でした。
いい感じに酔いが回り雰囲気がよくなってきたので、夫には飲み会で帰りが朝になると言い訳し、Kと一晩過ごすことに決めました」
この安直な決断が、後のふたりを最悪な状況へと突き落とすのです。
「雰囲気に身を任せ、お互い服を脱いだ瞬間、部屋に警察官が押しかけてきました。思わず『え!?』と声を出し、数秒ほど裸の状態で停止していました」