縁があって結婚したふたりであっても、互いの努力がなければ、変わらない愛は紡げません。パートナーの浮気、DV、借金、レス、義実家問題…悩んだ末の「離婚」も、ひとつの解決手段となり得るのです。
今回、Webメディア「by them」は離婚経験者30名にアンケートを行い、経験者はどういった点で悩み、改善を試みて、離婚を選んだのか?さらに離婚後の心境についても伺いました。
体験談から浮かび上がる問題点を振り返ることで、いまパートナーとの関係を見直したい方も、改善点に気付けるかもしれません。
- 本記事は離婚を推奨するものではなく、あくまで身近な例として離婚事例を紹介するものです。
逮捕された夫の裏の顔
回答者プロフィール(すべて離婚当時)
- 年齢/職業:Aさん(妻)28歳、夫36歳/妻無職、夫会社員
- 子どもの有無/実親・義理家族との同居:1人/なし
- 結婚年数/離婚時期:2年/2018年ごろ
- お住まい:東北エリア
まず、Aさんがパートナーとの結婚を決めた理由を教えてください。
いろんな姿を見たり、一緒にいて楽だったからです。疲れない相手ははじめてだったので、結婚を決めたのも早かったです。
なぜ「離婚したい」と考えたのでしょうか?
いまとなってはすべて嘘ばっかりの人でした。元夫は出会ったときからさまざまな理由が重なってお金に困っていましたが、助けてあげたい気持ちもあり、婿として家族になりました。
私の実家に両親と住むことになり、両親には生活面も金銭面もかなり助けてもらいましたが、次々にでてくる借金たちに追いつかず消費者金融やカードローンも使いました。もちろん、貯金はゼロになりました。
周りからもお金を借りたり…。子どもが生まれても落ち着くことはなく、毎日どんな借金話がくるのかと不安でした。
そんなときに詐欺の被害届けで元夫が捕まり、それを機に借金はギャンブルだということがわかり、愛人もいたことから即離婚することになりました。
私の両親は、お金を工面するために家を売ったりしました。私は自己破産もしてるので、離婚以外の選択肢はなかったです。
離婚を考えてから、関係を改善しようと思ったことはありましたか?
改善の余地はなかったです。両親ともに満場一致で、離婚を弁護士に頼みました。察していたのか、すんなりと誓約書もサインしてもらえました。
毎日出てくる金銭問題、嘘のオンパレードは改善の話では済まない次元まできていました。
離婚を切り出したときの相手の反応は?
察していたと思います。弁護士を通したので反応はわからないです。