縁があって結婚したふたりであっても、互いの努力がなければ、変わらない愛は紡げません。パートナーの浮気、DV、借金、レス、義実家問題…悩んだ末の「離婚」も、ひとつの解決手段となり得るのです。
今回、Webメディア「by them」は離婚経験者30名にアンケートを行い、経験者はどういった点で悩み、改善を試みて、離婚を選んだのか?さらに離婚後の心境についても伺いました。
体験談から浮かび上がる問題点を振り返ることで、いまパートナーとの関係を見直したい方も、改善点に気付けるかもしれません。
- 本記事は離婚を推奨するものではなく、あくまで身近な例として離婚事例を紹介するものです。
義母から嫌われ、妻にも…
回答者プロフィール(すべて離婚当時)
- 年齢/職業:Aさん(夫)47歳/会社員、妻37歳/自営業
- 子どもの有無/実親・義理家族との同居:なし
- 結婚年数/離婚時期:半年/2019年ごろ
- お住まい:関東エリア
まず、Aさんがパートナーとの結婚を決めた理由を教えてください。
付き合っていた期間は3年と長く、お互いに何でも知っていてほかのパートナーを考えられないくらい好きだったので。
なぜ「離婚したい」と考えたのでしょうか?
元妻は一人娘で、相手方の義母も再婚だったためか元妻を溺愛していました。
もともと義母が日本国籍ではなく母国籍の人と結婚してもらいたかったらしく、当初から結婚には反対されていました。
義実家に行くたびに自分の悪い点を大声で指摘されたり、飲酒しながら悪い話を聞かされて私自身も段々と嫌になり、態度に出るようになるように…。
元妻は結婚後も住所を移すこともせず、週末のみ自分と一緒に過ごすようになりました。
平日の大半を過ごす実家で、私の悪いところや気になるところを義母と話していたのでしょう。次第に私に対しても疑問を持つようになったのか冷たい態度になっていきました。
しばらく冷却期間を置くことになりましたが、結局気持ちは離れたまま戻らず、離婚に至りました。
離婚を考えてから、関係を改善しようと思ったことはありましたか?
本人同士の相性でないところがどうともできず切なかったですが、なるべく義母に自分のことをわかってもらえるよう誠意をもって接し、本音で語るようにしました。
そして指摘された点は気をつけて直すように心掛け、元妻にも改善具合のフィードバックを求めるようにしました。
離婚を切り出されたときの反応は?
頭を殴られたような衝撃で、真っ白になりました。