海やプールに、ビアガーデン、夏フェス、地元のお祭り、BBQ…。夏はイベントが多く、新しい出会いも多い季節。開放的な気分になり、新しい恋も始まりやすかったりします。
今回、Webメディア「by them」は、「刺激的な一夏の恋」を経験したことがある30名にアンケートを行い、エピソードや心情、きっかけなどを伺いました。
体験談から浮かび上がる問題点を振り返ることで、いま恋をしている人は行動を見直すきっかけに、新しい恋を探している人は参考になるはず。「一夏」ではなく、「永遠に続く恋」に変えることができるかもしれません。
先輩から聞いた衝撃的な事実に血の気が引いた日

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回答者プロフィール(すべて「一夏の恋」当時)
- 年齢/性別/職業:Aさん28歳/女性/フリーター、お相手36歳/男性/派遣会社責任者
- 「一夏の恋」を経験した年:2018年7月
- 恋の期間:3カ月間
- お住まい:東海エリア
どんな刺激的な経験をしましたか?きっかけや心情、状況を踏まえて具体的に教えてください。
正社員でなかなかよい仕事が見つからず、「とりあえず短期のバイトをするか…」と思い、家の近くにある派遣会社に登録をしました。
そこで「すぐに入れるバイトがある」と紹介してもらったのが、パチンコ検査(ライン作業)の仕事でした。
工場の仕事はしんどいイメージがあり、絶対私には無理だと思っていましたが、背に腹はかえられず…。2週間の短期ということもあり、工場でのバイトを始めました。
職場に行ってみるとオフィスみたいに綺麗だし、壁やトイレも真っ白。作業着は着るものの、「全然ありじゃん」と思いながら始めました。
仕事は正直きつかったので、この2週間が終わったらとっとと辞めようと思っていましたが、素敵な男性が現れたのです。
背は180cmほどあり、スーツが似合う少し年上の男性で、派遣会社の責任者でした。私は、一目惚れしました。
かっこいいうえに優しくて、新人の私にも「仕事つらくない?大丈夫?困ったことあったらなんでも言ってくださいね」と声をかけてくれました。そのあとも会う度に話しかけてくれて、いろんな話をするようになりました。
そしてバイトの最終日、「よかったらもうちょっとお仕事延長でお願いできないかな?」と言われ、私は喜んで引き受けました。
そして彼と話していくうちに、どんどん好きになってしまいました。しかし、彼は結婚指輪をしていない既婚者でした。
なぜそれがわかったかというと、私が彼に「仕事以外で会えますか?」と聞いたとき、「俺、既婚者なんだよね。いままで嫁に嘘とかついたことなくてさ…。少し考えさせて」と彼から言われたからです。
のちに彼にも、私を見た瞬間一目惚れをしたと聞きました。「でも既婚者だし、この気持ちはしまっておくつもりだった」と言っていました。そして仕事以外で会った日を境に、不倫が始まりました。
バイト先で、人目をしのんでいちゃついたり、ほかのバイトの人にバレないように2人でお昼休憩ランチに出かけたり、バイトがとても楽しくなりました。
しかし付き合い始めて1カ月したころから、バイト先に置いてある私の私物、タイムカードなどがなくなったり、バイト仲間に無視されたりするようになりました。
そしてバイト先の中心人物の人に、「ここのバイトに来た20代の女は、あの責任者の男にみんなくわれてるよ。女の嫉妬は怖いから気をつけて。ちなみにあの責任者の嫁もここでバイトしてた子だから、嫁と繋がってるやつ、このバイト先にまだいるかもしれんしね」と衝撃的なことを告げられ、血の気が引きました。そして、彼への気持ちも一気に冷めました。
その後、どうなりましたか?
彼にありのままを話しました。そしたら彼は、「遊びの女もいるけどお前は本気だ」と。
「子どももいないし、嫁とはいつ離婚してもいいと思っている。嫁のことは正直タイプじゃないし、嫁の親に押し切られて結婚しただけだから関係は続けたい」と言われました。
しかし、私は「もう無理」と告げて、その次の日からバイトに行かなくなり、辞めました。
経験を踏まえて、一夏の恋はアリだと思いますか?ナシだと思いますか?理由も教えてください。
ナシですね。夏は男も女もムラムラしてるし、危険な人が活動的になりやすい季節だと思うので。
私も「夏だし、花火大会や海でデートしたいな」なんて思ってたところに彼が現れて、まんまとハマってしまいました。危ない季節ですね。
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