恋人から夫婦になったのに、些細なことで喧嘩をしてしまったり、すれ違ってしまったり…。「思い描いていた理想の結婚生活とは程遠い」という人もいるのではないでしょうか。
せっかく結婚したのなら、いつまでも夫婦円満でいたいもの。今回、Webメディア「by them」は夫婦円満な30名にアンケートを行い、夫婦円満でいるためのルールや喧嘩したときの仲直り方法、結婚してよかったと感じる瞬間を伺いました。
「最近なんだかギスギスしている」「口数が減った」「もっと夫婦仲をよくしたい」という人はもちろん、結婚を控えたカップルの参考になるはず。ぜひチェックしてみてくださいね!
付き合ったり別れたりを繰り返してきたけど幸せ!

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回答者プロフィール
- 年齢/職業:Aさん(妻)31歳、会社員/夫 29歳、会社員
- 交際年数/結婚年数:交際13年/結婚1年
- どちらかの親や家族との同居の有無:なし
- 挙式/新婚旅行の有無:なし
- お住まい:沖縄エリア
結婚を決めた具体的な理由は?
高校から付き合ったり別れたりを繰り返していましたが、お互いにずっと思っていました。同棲を始めたタイミングですぐに妊娠がわかり、結婚しました。
プロポーズはどちらからですか?エピソードも教えてください。
はっきりとした言葉はいまだにありません。妊娠検査薬で陽性になったことを伝えると、「産婦人科でも異常がなかったらご両親に挨拶に行こうか」と言われたくらいです。
妊娠していなかったらまだ入籍はできていなかったかもしれません。
パートナーと結婚してよかったと思うときはどんなときですか?
付き合っていたときも、そうでなかったときも含めて長い間一緒にいますが、すごく私のことを理解してくれる人です。
どういうことをしたら私が嫌な気持ちになるのか、何をしたら喜ぶのか、何を好きなのかというのをとてもよくわかってくれています。
一緒に出かけたときに、私が好きそうなお店の前を通りかかったら、歩くペースをゆっくりにしてくれて、お仕事のことや人間関係で落ち込んだときや機嫌が悪いときには、おいしいものを食べさせてくれます。結婚記念日には、一緒にケーキを買いに行こうと誘ってくれました。
慣れない子育てで私がいっぱいいっぱいになってしまったときには、「とりあえず一度休んで」と言って子どもを見ていてくれます。そんな優しさを日々感じられるので、この人と結婚してよかったと思っています。
夫婦円満でいるためのルールを詳しく教えてください。
夫婦だけど他人だと思って接しています。
この人は何をしても自分のことを許してくれると思ってしまうことも正直ありますが、約束は守ること、何かしてもらったらありがとうと伝えること、間違えたときにはごめんなさいということはお互いに大事にしようと意識しているように感じます。
個人的に決めているルールは、イラッとしたときにその場ですぐに言わないこと。疲れていると沸点が低くなるので、一度しっかり眠って、翌朝それでも引っ掛かっているときには怒らず伝えるようにしています。夫もそのほうが理解してくれているように感じますね。
喧嘩したときの仲直り方法を教えてください。
喧嘩になったときには、同じ空間にいないことが大切。冷静になったころに、夫のほうから謝ってくれることがほとんどなのですが、お互い「ごめんね」と伝えあって終わりです。
いまのところ、長引く喧嘩になったことはありません。寝る前の場合は、寝て起きたらリセットになってることが多いですね。
これから結婚を控えているカップル、夫婦仲を改善したいと思っている2人に向けて一言
付き合ったり別れたりを繰り返していたので、私は正直「離婚してもいい」と思って結婚しました。
育ってきた環境も違うので、自分の当たり前は相手の当たり前ではないことを理解することはとても大切なこと。どうしても許せないことがあり、相手の改善が見込めない場合には、結婚してもなおることはないと思うのでおすすめできません。
また、お互いに思いやりを持って過ごすことも大切だと思います。
いまの時代、離婚しても生きていけないということはないと思うので、結婚したいと思う人となら「離婚してもいいや」くらいの気持ちで結婚してみてもいいのではないでしょうか。
そんな心構えができていると、相手に頼りっぱなしということにはならないと思うので、意外とうまくいくかもしれません。