こんにちは。恋愛相談教室などで1万2000人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。
きょうは、結婚して1年になるTさんの、これまでのおもしろ苦労話をご紹介したいと思います。
「結婚してくれ。親に挨拶に行くから」

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Tさんの彼・Aくんとは職場で出会いました。ちょうどそのとき、前の彼と別れて少しのころ…Tさんは人恋しくなっていたそうです。
そして会社での飲み会の後に、「2人で飲み直そうか」となって近くのお店で飲み直し、その後Tさんの家でカラダを重ね、そのままほぼ同棲状態になったそうです。
このとき、Aくんには彼女がいました。Tさんもそれを知ってそうなったので、Aくんだけを責めることはできません。
同棲状態になったので、Tさんは「付き合うってことでいいんだよね?」と確認をします。すると、「いいけど、彼女とちゃんと別れてくるから待ってて」と言われました。
そして2カ月ほどしたとき、「彼女と別れてきた」と本当にケジメをつけてくれて、晴れて交際がスタートしたのです。
交際1年目は同棲状態で、Tさんの家で過ごすことが多かったそうです。2年目は彼が寮を出てアパートに入ったので、Tさんの家と彼の家、半々でお泊りをしていました。
そして3年目。彼が異動になって、東京と茨城の中距離になりました。ただ、彼が仕事上、週に1回程度東京に来るので、自然とそのときに会うようになり、再度Tさんの家で会うようになりました。
こうして1年間、「一度も彼の家に行ったことがない状態」ができてしまったのです。
Tさん:それは危険でしたよね~…。
マーチン:はい(苦笑)。で、初めて家に行ったら…?
Tさん:家に行ったら、部屋のゴミ箱に使用済みのナプキンが捨ててあったんです。
マーチン:えっ!?ナプキン!?
Tさん:はい…。ナプキンを彼の家に捨てるのも、そのまま捨てるのも信じられないし、それをそのまま置いておく彼にも驚きました。
浮気相手の女性にしたら「ほかの女除け」として、わざと捨てた可能性もあるかもしれません(でもだからって使用済みナプキンでなくても…)。
だとすれば、彼はナプキンがあることは知らなかったのかもしれませんが、それでもゴミ箱くらいは処理しておけよな~と思います。
Tさん:それで、さすがにこれは黒だって確信して、“浮気してたんだね”って聞いたんです。そしたら彼は、「いや、してない、してない! 昨日キャバクラに行って、その子が遊びに来てたんだ。でも本当に何もしてないし…」ってアタフタしながら言い訳してたんですが…。
マーチン:信じられないよね?
Tさん:はい。「さすがに信じられないから、距離置こう」って言って帰りました。そしたら、数日後に彼から連絡があったんです。
マーチン:なんて?
Tさん:「結婚してくれ。親にも挨拶に行くから」って。