こんにちは。男女が癒し合い、高め合い、元気になれる「真実の性」を伝え続けて18年。真実の性の語り部こと夏目祭子です。
私のメルマガ「真実の性の語り部・夏目祭子の『世界一わかりやすい“幸せな性”の授業』」では、夫婦のどちらかが“カラダのつながり”を望んでも、どちらか断わる理由について深掘りし、その解決策をお伝えしてきました。
これまで、出産後に性生活を何となく避けるようになってしまう原因となる「女性側の事情」と「男性側の事情」、さらにふたりが共有する「物理的な要因」について詳しく解き明かしてきました。
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今回は、このシリーズのまとめとして、「逆に性生活がずっと続いてなくならない夫婦の秘訣は何なのか?」という今後の希望につながるお話をします。
パパ・ママになってもラブラブな夫婦には「2つの共通点」がある

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世の中では、出産をきっかけにさまざまな事情で「そういう雰囲気じゃなくなってしまった」というレス夫婦が大勢います。
でもその一方で、割合としては少ないほうではあるけれど、子どもが何人生まれても男女の時間を大切に分かち合えている「パパ・ママになってもラブラブ夫婦」がいるのも、また事実です。
…となると、その違いはどこからくるんだろうと気になりますよね。
実は、子育て中心生活になってもラブラブムードを維持している、もしくは逆にそれ以前より増しちゃったという珍しい夫婦には、2つの「共通点」があるのです。これから、それについて詳しくお伝えしましょう。
効果1.○○し合う夫婦はラブラブが持続する!

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パパとママになってもラブラブムードが持続する夫婦に共通して見られる大きな特徴の1つ目。それは、お互いに「相手に対する感謝」を小まめに伝え合っている、ということ。
「感謝ぐらい私だってしてるわよ…」と、内心チラッと思ったあなた。たしかに、思い起こせば「休日に子どもと遊んでくれるのはありがたい」とか、ピンポイントで助かっている部分を挙げることはできるかもしれません。
でも、それがいつの間にか「私だって色々大変なんだから、それぐらいやってくれるのは当たり前」という意識になっている場合もあるかもしれません。
また、内心では「助かるな」と思っていたとしても、日常に組み込まれたことまで、いちいち毎回感謝を表現する必要を感じていない人も多いのではないでしょうか。
ここで大切なのは、感謝は内心で思っているだけでなく、「その都度、相手にハッキリ伝えること」です。
それも「あぁ、ありがと」といった軽い挨拶的な言い方だけでなく、「いつもありがとう。あなたが手伝ってくれるおかげで、私はすごく助かってると思うわ」なんていう調子で、ちょっと大げさに感じるくらいでもいいのです。
なぜそこまで私が「感謝」を強調するのかというと、それによってあるメンタルな変化をもたらすホルモンの恩恵を受け取れる可能性が高いからなのです。
快感ホルモン「ドーパミン」がもたらすメンタル効果

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あなたはドーパミンという脳内で働くホルモン(神経伝達物質)のことをご存じでしょうか?
このホルモンは、目的が果たされて達成感に浸っているときや、ラッキーなこと、ワクワクするような出来事があったときに分泌されて、脳内に強い快感をもたらしてくれることで知られています。
主に目的達成と結びつけて語られるドーパミンですが、実は「感謝の念」を覚えているときにも分泌されるという説があるのです。
ということは、相手にしみじみと「ありがたさ」を感じて、それを伝えることを心がけると、そのとき私たちの脳内にはドーパミンが湧いてきやすくなります。
それだけでなく、感謝された側も「自分のやったことが認められた、報われた」という達成感で、やはりドーパミンが湧いてくることでしょう。
ドーパミンは心に高揚感を、言い換えると「トキメキの感覚」をもたらします。つまり、積極的に相手に感謝を伝え合っている夫婦は、相手に対する「トキメキの感覚」が持続しやすくなると言えるのです。
だからこそ、決して「空気みたいな同居人」とはならずに、「男女としての特別な感覚」を失わずにいられるのではないでしょうか。