恋人から夫婦になったのに、些細なことで喧嘩をしてしまったり、すれ違ってしまったり…。「思い描いていた理想の結婚生活とは程遠い」という人もいるのではないでしょうか。
せっかく結婚したのなら、いつまでも夫婦円満でいたいもの。今回、Webメディア「by them」は夫婦円満な30名にアンケートを行い、夫婦円満でいるためのルールや喧嘩したときの仲直り方法、結婚してよかったと感じる瞬間を伺いました。
「最近なんだかギスギスしている」「口数が減った」「もっと夫婦仲をよくしたい」という人はもちろん、結婚を控えたカップルの参考になるはず。ぜひチェックしてみてくださいね!
円満夫婦の夫が「唯一後悔していること」

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回答者プロフィール
- 年齢/性別/職業:45歳/男性/心理士
- お相手の年齢/性別/職業:44歳/女性/セラピスト
- 交際年数/結婚年数:交際半年/結婚18年
- どちらかの親や家族との同居の有無:なし
- 挙式/新婚旅行の有無:新婚旅行も兼ねて海外で挙式。両親のみ参加
- お住まい:関西エリア
結婚を決めた具体的な理由は?
私が就職をする際に引っ越すことになったので、それを機に結婚することにしました。
プロポーズはどちらからですか?エピソードも教えてください。
就職が決まったときに、「一緒に行く?」という感じで誘いました。
明確にプロポーズをしていないことを彼女は根に持っているので、もっときちんと場を整えてプロポーズしたらよかったと後悔しています。
パートナーと結婚してよかったと思うときはどんなときですか?
自分一人では絶対に気づかないような考え方に触れたときは、自分の人生がすごく豊かになったと感じ、一緒になってよかったと思います。
たとえばお金のこと。私は将来に備えていかに貯金するかばかりを考えていましたが、彼女は「お金はいまの人生を豊かにするためにも使っていったほうがよい」という考えでした。
結婚当初はその考え方にはなかなか賛同できませんでしたが、子どもができて、子どもと一緒に出かけたり、おもちゃを買ってあげたり、旅行したりして、お金を使うことで人生が豊かになるという意味を実感できました。
おそらく自分一人では、貯金額のことばかりを考えている人生でおわっていたと思うのでよかったです。
夫婦円満でいるためのルールを詳しく教えてください。
結婚したとはいえ、「言葉にしなければ伝わらない」とお互い理解すること。
相手を変えることはすごく難しいので、相手に変わってほしいと思うのではなく、相手を尊重してふたりの違いを楽しめるように意識することです。
喧嘩したときの仲直り方法を教えてください。
感情的になってもうまくいかないので、まずは距離を取って落ち着きます。
そのあとお互いに思っていることを冷静に話し合うのですが、聞く側はとにかく相手の言い分を聞いて反論はしないことがルールです。
最終的には、行きつけの店に一緒に食べに行って仲直りしています。
これから結婚を控えているカップル、夫婦仲を改善したいと思っている2人に向けて一言
「夫婦だから何でも一緒に」とか、「常に仲良くしなきゃ」とか考えすぎるとしんどくなってしまいます。
いい夫婦というのは、お互いを尊重し、お互いの違う部分を楽しめて、それを活かせる夫婦だと思います。なので、意見が違っていたときはピンチではなくチャンスだと思って、違いを楽しんでください。
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