一緒に人生を歩んでいきたいという気持ちが勝るように努力する
2つ目のパターンについて、子どもがほしいという気持ちよりも、あなたと一緒にいたいという気持ちが勝って復縁したというケースです。
このかたが子どもがほしいとおっしゃっていたのは、親孝行だからとか、周囲の目が気になるからという理由でした。自分で子どもがほしかったわけではなかったようです。
というのも、お付き合いを始める際に「自分は結婚という形に拘っていなくて、好きな人と楽しく生涯を遂げたい」と仰っていたからです。
ですが、お付き合いをしていくなかで、子どもを作るのが自然な形だとか、親のために孫の顔を見せてやりたいと言うようになっていったそうです。そこで、ご相談者の女性のかたは、自分では叶えられないからと身を引きました。
その後も彼から連絡がありましたが、結婚もできないし彼のためではないと思い、自分の気持ちを殺して対応していました。
彼はその後、若い女性とお付き合いを始めたのですが、長く続かず、そのようなことが2年ほど続いたそうです。
その間も連絡が来ていたので、思い切ってご相談者のかたは彼に「なぜそんなに子どもがほしいのか」と聞いたそうです。
彼は、なぜなのかと考えたときに、自分のためではなく周囲のために思いこんでいたことに気づきました。そしてご両親とお話をされたそうです。
孫の顔を見せてやりたいと思って色々な人と付き合ってみたが、本当に好きな人がいるからずっとうまくいかない。でもその人は年上で、子どもは難しいから孫の顔を見せてやれない。自分はどうしたらいいのか…。
そうしたら、お母さんが泣きながら、「自分たちの幸せは息子が幸せになることだから、そんなことで苦しまないでほしい」と言ったそうです。彼は驚いて、自分が感じていたプレッシャーは勝手に思いこんでいたのだと気づいたとのことでした。
その後、おふたりは復縁。いまは結婚に向けて準備をされていて、とても幸せな日々だそうです。
物理的に難しくても、可能性はゼロではない!
物理的に難しい条件を抱えている場合は、復縁の難易度は高いです。高いのですが、可能性はゼロではありません。
ただ、あなたの人生は無限に続くわけではありません。ご自身の限られた時間のなかで、どの方向に向かっていくのか、ご自分でよく考えてみることが大切だと思います。
若いころは、時間の限りなんて考えるかたは少ないと思いますが、40歳を過ぎてくると折り返し地点に入ってきます。
この先の自分の人生を考えたときに、どんなことに時間や神経を費やし、どうなっていくことがご自分にとって幸せなのか…。それを考えることは、とても大切だと思います。
私は復縁アドバイザーなので、黙って復縁のための話を書けばいいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、その人の人生や先のことを考えたときに、伝えるべきことは伝えたほうがよいと思っています。
みなさんが、有意義な選択をなさることを願っています。
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- この記事はメルマガ「復縁・復活愛の方法~元カレ元カノとよりを戻す方法~」の内容を転載したものです。