「本当にこの人でいいのか」とマリッジブルーになってしまった。パートナーの家族と合わない。浮気をしてしまった。思い描いていたライフプランがまったく違った…など、婚約破棄の理由はカップルそれぞれ。
せっかく出会って、婚約までしたふたり。できることなら、予定通り入籍したいですよね。
そこで今回、Webメディア「by them」は婚約破棄を経験した男女30名にアンケートを行い、エピソードを伺いました。婚約破棄された理由や婚約を決めた理由、婚約破棄されてから大変だったことなど気になる点をご紹介します。
体験談から浮かび上がる問題点を振り返ることで、現在婚約中の方や結婚願望がある方は、婚約破棄を避けるための方法がわかるかもしれません。
何の予兆もなく、突然「婚約破棄」された理由

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回答者プロフィール(すべて婚約破棄当時)
- 年齢/性別/職業:36歳/女性/主婦
- お相手の年齢/性別/職業:37歳/男性/会社員
- 交際年数:10年
- 入籍までの期間:3カ月
- 同居していたか:2008年から約3年間同棲
- 婚約破棄された時期:2011年1月
- お住まい:東海エリア
まず、婚約を決めた理由を教えてください。
大学時代から長年付き合っていて、結婚適齢期と言われる年齢だったからです。
プロポーズされたときの状況を詳しく教えてください。
社会人2年目のクリスマスの日に、お洒落なお店でごはんをし、高級ホテルに泊まりました。
なんとなく「きょうプロポーズされるかな」と思っていましたが、お風呂から出るとそこには指輪があり、「結婚してください」とプロポーズされました。
婚約破棄された理由を教えてください。
私を家族としてしか見られず、女性として見ることができないと言われました。好きは好きだが、それは愛情ではないと…。
婚約破棄されたときの状況や心情を詳しく教えてください。
長年付き合ってきたので、家族のように大事に思っているというのはお互いに感じていました。
ただ、私は男性としても愛情がありましたし、それは彼も絶対変わらないものだろうと信じていました。
関係ができているので冗談で臭いやダサいなどネガティブな言葉を言うこともしばしばあり、そういうのも男性としての自信をなくさせてしまった一因になっているのかなといまでは反省しています。
絶対の自信があった私たちの関係ですが、相手が考えていることも予兆もない状態で「このままの関係を続ける自信がない。家族としてしか見られなくなっている。少し考えたい」と言われ、そこではじめて彼が思い悩んでいたことに気がつきました。
そこからは関係を修復しようもしましたが、一度沈んだ彼の気持ちは元に戻らず、婚約破棄となりました。
婚約破棄されてから大変だったことはありますか?
お互いの友人にも紹介し合っていて公認カップルだったので、報告するのが辛かったし、情けなかったです。
結婚式の日取りも決めていたし、会社にも報告していたので「結婚するのをやめました」と言い出しにくく、嫌な思いをしました。
結婚式の準備もしていたのですが、必要なくなったので全部作っていたのも捨て、自暴自棄になりました。
現在婚約中の方に一言
彼に言われるまでは、何を言っても受け止めてくれるし、それ以上に「信頼関係が築かれている」「離れていくはずがない」とたかを括っていた部分があったのだと思います。
婚約してからは、結婚することに不安があって、精神的に不安定になり、彼の人格をけなした発言をしたりしたのでだめだったと反省。長年付き合っていても、相手への思いやりを忘れてはいけません。
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